lsdev コマンドは、カーネルによって報告されたシステムのハードウェアに関するさまざまな情報を表示します。 /proc/ ディレクトリ内の 3 つのファイルからこの情報をコンパイルします。
- /proc/interrupts — このファイルには、各論理 CPU コアとそれに関連する割り込み要求 (IRQ) がリストされています。 IRQ は、デバイスからプロセッサに送信される信号であり、プロセッサが実行中の処理を停止し、ハードウェアが実行する必要のあるタスク (キーストロークを押す、マウスを動かすなど) を処理できるようにします。信号を送信できる複数の IRQ アドレスがあり、各アドレスについて、このファイルは、そのアドレスに沿って各 CPU コアに送信された信号の数をリストします。また、各 IRQ アドレスにマップされるハードウェア デバイスの名前も付けます。
- /proc/ioports —このファイルには、I/O ポートと、それらにマッピングされているハードウェア デバイスがリストされています。
- /proc/dma —このファイルは、システム上のすべての業界標準アーキテクチャ (ISA) ディレクタ メモリ アクセス (DMA) チャネルを一覧表示します。 ISA DMA は、通常、フロッピー ディスクなどのレガシー テクノロジーをサポートするハードウェア コントローラーです。
lsdev コマンドの実行中に以下のエラーが発生した場合:
lsdev: command not found
選択したディストリビューションに従って、以下のパッケージをインストールしてみてください:
OS 分布 | コマンド |
---|---|
Debian | apt-get install procinfo |
Ubuntu | apt-get install procinfo |
Arch Linux | pacman -S procinfo-ng |
カリ Linux | apt-get install procinfo |
Fedora | dnf インストール procinfo |
Raspbian | apt-get install procinfo |
結論
lsdev コマンドの主な目的は、ハードウェア dma、ioport、および割り込みを表示することです。このコマンドは、/proc/dma、/proc/ioports、および /proc/interrupts ファイルから情報を収集し、読みやすい形式で情報を表示します。