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Linux での lpr コマンドの例

lpr コマンドは、印刷用にファイルをサブミットします。コマンドラインで指定されたファイルは、指定されたプリンターに送信されるか、プリンターがビジーの場合は印刷キューに送信されます。使用するプリンターを指定しないと、コマンドは印刷ジョブをデフォルトのプリンターに送信します。これは、CUPS で構成できます。コマンドラインでファイルが指定されていない場合、lpr コマンドは標準入力から印刷ファイルを読み取ります。

構文

lpr コマンドの構文は次のとおりです。

# lpr [options] [file names]

lpr コマンド オプション

次の表で、lpr コマンドのオプションについて説明します。

オプション 説明
-E サーバーへの接続時に暗号化を強制します。
-P {宛先} 指定された出力先プリンタに印刷ジョブを送信します。
-# {コピー} 印刷部数を 1 から 100 の範囲で設定します。
-T {名前} ジョブ名を設定します。
-l 印刷ファイルがすでにフォーマットされており、フィルタリングせずに宛先に送信する必要があることを指定します。
-o {オプション} 横向きモードでの印刷、印刷出力のスケーリング、両面印刷などのジョブ オプションを設定します。ジョブ オプションは、プリンタによって異なります。
-p 指定されたファイルを、日付、時刻、ジョブ名、およびページ番号を含む影付きのヘッダーで印刷します。
-r 印刷後に印刷ファイルを削除するように指定します。

lpr コマンドの例

1. ファイルをデフォルトのプリンターで印刷します:

# lpr path/to/file

2. 2部印刷:

# lpr -# 2 path/to/file

3. 指定されたプリンターに印刷:

# lpr -P printer path/to/file

4. 1 ページ (例:2) または一連のページ (例:2 ~ 16) を印刷します。

# lpr -o page-ranges=2|2-16 path/to/file

5. 縦 (長) または横 (短) の両面印刷:

# lpr -o sides=two-sided-long-edge|two-sided-short-edge path/to/file

6. ページ サイズを設定します (設定によっては、より多くのオプションが利用できる場合があります):

# lpr -o media=a4|letter|legal path/to/file

7. 1 枚のシートに複数ページを印刷:

# lpr -o number-up=2|4|6|9|16 path/to/file

8. lpr の標準入力にパイプしてマンページを出力します。

# man -t 5 printcap | lpr


Linux
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