rm コマンドは、ファイルとディレクトリを削除します。ファイル、サブディレクトリ、および親ディレクトリ自体を再帰的に削除するには、-R オプションを使用する必要があります。
構文
rm コマンドの構文は次のとおりです。
# rm [options] {file/directory names}
たとえば、~/myfiles ディレクトリとその内容を削除するには:
# rm -R ~/myfiles
rm コマンドの例
1. ファイルを削除するには:
# rm file
2. ファイルを強制的に削除するには:
# rm -f file
3. ファイルを削除する前に確認するには:
# rm -i file
4. 3 つ以上のファイルがある場合、ファイルを削除する前にプロンプトを表示するには:
# rm -I file*
5. 指定どおりに実行するには:
# rm --interactive=WHEN file*
6. 指定されたものとは異なるファイル システムにあるディレクトリをスキップするには:
# rm --one-file-system
7. 「/」を特別に扱わないために:
# rm --no-preserve-root
8. 「/」を削除しない場合:
# rm --preserve-root
9. ディレクトリとその内容を再帰的に削除するには:
# rm -r # rm -R # rm --recursive
10. 詳細モードで実行するには:
# rm -v # rm --version
11. ヘルプを表示するには:
# rm --help
12. バージョンを取得するには:
# rm --version