XFS は非常にスケーラブルなファイルシステムです。オンラインのサイズ変更により、8 EiB までスケーリングできます。ファイルシステムは、未割り当て領域がある限り拡大でき、複数のパーティションとデバイスにまたがることができます。 XFS は、特に RAID ボリュームと組み合わせると、最速のファイルシステムの 1 つです。ただし、これにはコストがかかります。XFS を使用する場合は、仮想マシンに少なくとも 1 GB のメモリが必要です。ファイルシステムを修復できるようにしたい場合は、少なくとも 2 GB のメモリが必要です。
xfs_admin ユーティリティを使用して、XFS ファイル システムのクォータを構成できます。このユーティリティは、対話モードと非対話モードの両方で実行できます。非対話的に実行する場合は、-c オプションを使用して実行するコマンドを指定し、-x オプションを使用してほとんどの管理タスクに必要なエキスパート モードを有効にします。タスクには、ブロックと inode の書き込み制限の設定、警告制限の設定、クォータ レポートの生成などが含まれます。
XFS ファイル システムはまったく異なるファイル システムであり、そのため、そのプロパティを管理するためのツール セットもまったく異なります。ファイル システム メタデータ内でファイル システム属性を設定することはできません。ただし、xfs_admin コマンドを使用して、一部の XFS プロパティを変更できます。たとえば、xfs_admin -L mylabel を使用して、ファイル システム ラベルを mylabel に設定します。
xfs_admin コマンドの実行中に以下のエラーが発生した場合:
xfs_admin: command not found
選択したディストリビューションに従って、以下のパッケージをインストールしてみてください:
分布 | コマンド |
---|---|
Debian | apt-get install xfsprogs |
Ubuntu | apt-get install xfsprogs |
アルパイン | apk add xfsprogs |
Arch Linux | pacman -S xfsprogs |
カリ Linux | apt-get install xfsprogs |
CentOS | yum install xfsprogs |
Fedora | dnf install xfsprogs |
Raspbian | apt-get install xfsprogs |