whereis コマンドは、コマンドに関連するさまざまな詳細を表示するために使用されます。たとえば、whereis ls と入力すると、次の出力が表示されます:ls:/bin/ls /usr/share/man/man1/ls.1.gz /usr/share/man/man1p/ls.1p.gz.
ここで、/bin/ls は ls コマンドの場所を示し、/usr/share/man/man1/ls.1.gz /usr/share/man/man1p/ls.1p.gz は ls コマンドのマニュアル ページの場所を示します。 ls コマンド。
構文
whereis コマンドの構文は次のとおりです。
$ whereis [options] [directory name] {file name}
whereis コマンド オプション
次の表に示すように、whereis コマンドにはいくつかのオプションがあります。
オプション | 説明 |
---|---|
-b | バイナリのみを検索します。 |
-m | マニュアル セクションのみを検索します。 |
-s | ソースのみを検索 |
-u | 珍しいエントリを検索します。 |
whereis コマンドの実行中に以下のエラーが発生した場合:
whereis: command not found
選択したディストリビューションに従って、以下のパッケージをインストールしてみてください:
分布 | コマンド |
---|---|
OS X | brew install util-linux |
Debian | apt-get install util-linux |
Ubuntu | apt-get install util-linux |
アルパイン | apk add util-linux |
Arch Linux | pacman -S util-linux |
カリ Linux | apt-get install util-linux |
CentOS | yum install util-linux |
Fedora | dnf インストール util-linux |
Raspbian | apt-get install util-linux |
whereis コマンドの例
1. ssh のバイナリ、ソース、およびマニュアル ページを見つけます:
# whereis ssh
2. ls のバイナリ ページとマニュアル ページを見つけます:
# whereis -bm ls
3. gcc のソースと Git の man ページを見つけます:
# whereis -s gcc -m git
4. `/usr/bin/` のみで gcc のバイナリを見つけます:
# whereis -b -B /usr/bin/ -f gcc
5. 通常とは異なるバイナリ (システム上に 2 つ以上または 1 つ未満のバイナリがあるもの) を見つけます:
# whereis -u *
6. 通常とは異なるマニュアル エントリを含むバイナリを見つけます (1 つ以上のマニュアルがインストールされているバイナリ):
# whereis -u -m *
結論
whereis コマンドは、ハードコーディングされたディレクトリのリストを検索して、指定されたファイルを見つけようとします。実行可能ファイル、ドキュメント、およびソース コードを見つけることができます。ディレクトリのリストに必要なものが含まれていない可能性があるため、 whereis はやや風変わりです。