YUM (Yellowdog Updater Modified の略) は、Red Hat Inc が RPM ベースのシステム用に開発したオープン ソース ツールです。これは、システムまたはネットワーク リポジトリでソフトウェア パッケージを簡単にインストール、削除、更新、または検索するために使用される高レベルのパッケージ管理ツールです。リモートまたはローカル サーバー上に作成された CentOS ベースおよびサードパーティのリポジトリを使用して、依存関係を解決した後、個々のパッケージまたはパッケージのグループを自動的にインストールできます。
YUM のメイン構成ファイルは /etc/yum.conf であり、リポジトリ構成ファイルを格納するメイン ディレクトリは /etc/yum.repos.d/ です。リポジトリ構成ファイルには特定の構文があり、/etc/yum.repos.d/ ディレクトリで .repo 拡張子で終わる必要があります。
リポジトリ構成ファイルには、リポジトリの URL、リポジトリ ID、リポジトリ名、GPG を使用してパッケージの署名を確認するための手順、およびリポジトリを有効または無効にするオプションが含まれています。
以下のエラーが発生した場合:
# yum-config-manager --add-repo [repository_url] -bash: yum-config-manager: command not found
選択したディストリビューションに従って、以下のパッケージをインストールしてみてください。
分布 | コマンド |
---|---|
Debian | apt-get install yum-utils |
Ubuntu | apt-get install yum-utils |
カリ Linux | apt-get install yum-utils |
CentOS | yum install yum-utils |
Fedora | dnf インストール yum-utils |
Raspbian | apt-get install yum-utils |
yum-config-manager コマンドは、yum-utils という名前のパッケージの一部です。システムにパッケージがないため、コマンドの実行中にエラーが発生しました。
yum-config-manager ユーティリティを使用して、リポジトリを永続的に有効または無効にすることができます。次のコマンド ラインに示すように、/etc/yum.repos.d/ ディレクトリに保存されているファイルに必要な変更を加えます。
$ yum-config-manager --enable [repo id]
次のコマンド ラインに示すように、yum-config-manager ユーティリティを使用して、/etc/yum.repos.d 内にクライアント リポジトリ構成ファイルを作成することもできます。
$ yum-config-manager --addrepo=http://repo.example.com/7/x86_64/