mailq コマンドは、配信待ちの送信メール メッセージを一覧表示します。
# mailq Queue ID- --Size-- ----Arrival Time-- -Sender/Recipient-- 46AAB43972* 333 Tue Jan 10 21:17:14 [email protected] [email protected]
送信されたメール メッセージはログ ファイル /var/log/mail.log にも記録されます .
mailq コマンドの例
1. キュー内のメールを表示するには:
# mailq
2. 指定したメール送信キューを表示するには:
# mailq -Ac
3. 通常のキュー アイテムの代わりに、メール キュー内の「失われた」アイテムを表示するには:
# mailq -qL
4. 通常のキュー アイテムの代わりにメール キュー内の隔離されたアイテムを表示するには:
# mailq -qQ
5. 処理されるジョブを、substr を部分文字列として含むジョブに制限するには:
# mailq -q[!]I substr
6. 処理されたジョブを、部分文字列として substr を含む隔離されたジョブに制限するには:
# mailq -q[!]Q substr
7. 処理されるジョブを、受信者の 1 つの部分文字列として substr を含むジョブに制限するには:
# mailq -q[!]R substr
8. 処理されるジョブを substr を部分文字列として含むジョブに制限するには:
# mailq -q[!]S substr
9. 詳細情報を印刷するには:
# mailq -v
注意
Sendmail はインテリジェントなメール エージェントであり、障害が発生した場合でもメールの配信を試みます。たとえば、ユーザーが [email protected] に電子メールを送信しようとしていて、hostname.com のメール サーバーがオフになっている場合、sendmail は hostname.com のメール サーバーの TCP ポート 25 に接続できません。その結果、メールを配信できなくなります。あきらめる代わりに、sendmail はメールをキューに入れ、再配信を試みます。 sendmail のデフォルトのアクションは、キューに入れられたメールの再配信を 5 日間にわたって 4 時間ごとに試行してから、あきらめて元の送信者に「配信失敗」通知を送信することです。キューに入れられたメールはディレクトリ /var/spool/mqueue に保存され、プログラム mailq によって管理されます。