mailstat コマンドは、メール到着統計を表示します。 procmail によって生成されたログ ファイルを解析し、すべてのフォルダーに配信されたメッセージの概要 (合計サイズ、平均サイズなど) を表示します。ログ ファイルの名前が logfile.old に変更され、サイズ 0 の新しいログ ファイルが作成されます。
以下は、mailstat コマンド出力の一般的なフィールドとその意味です。
1. msgsfr :sendmail がこのメーラーから受信したメール メッセージの数を示します。
2. メッセージ :このメーラーを使用して sendmail によって送信されたメール メッセージの数を示します。
3. msgsrej :このメーラーを使用して sendmail によって拒否されたメール メッセージの数を示します。
mailstat コマンドの例
1. メール到着統計を見るには:
# mailstat
2. ログ ファイルをそのまま保持するには:
# mailstat -k
3. エラーを 1 行にまとめるには:
# mailstat -m
4. 長い表示形式にする:
# mailstat -l
5. 古いログ ファイルを使用するには:
# mailstat -o
6. 簡潔な表示形式にする:
# mailstat -t
7. メールがない場合は黙っておく:
# mailstat -s