nfsiostat コマンドは、NFS マウント ポイントのみを除いて、iostat コマンドと同じように機能します。 nfsiostat は /proc/self/mountstats から入力を取得し、システムにマウントされた NFS 共有の入出力パフォーマンスに関する情報を提供します。 nfsiostat コマンドは、nfs-utils によって提供されます。 パッケージ。
nfsiostat コマンド出力の理解 (例を含む)以下は、nfsiostat コマンドからの出力例です。
nfsiostat コマンド出力のさまざまなフィールドについて理解する
以下は、NFS の輻輳の問題を調査するために調べることができるフィールドの一部です。
- 作戦 value は、1 秒あたりに送信されるすべてのタイプの操作 (RPC) の総数です。これには、読み取りや書き込みなどの I/O RPC だけでなく、open、lookup、access、getattr などのすべての NFS RPC が含まれます。
- NFS の I/O は、標準のディスク ファイル システムのようにセクターやブロックに基づいていないため、ブロックサイズはありません。すべての I/O 情報がキロバイト単位で表示されています。例えばkB/オペレーション 特定のタイプの各 RPC コマンドの平均サイズをキロバイト単位で示します。サイズ マウント オプションは、特定の I/O 操作のサイズに影響を与える可能性がありますが、I/O トランザクションがその倍数でなければならない「ブロックサイズ」としては機能しません。
- RTT :これは、カーネル RPC クライアントが RPC 要求を送信してから応答を受信するまでの時間です。 RTT には、ネットワーク通過時間とサーバー実行時間が含まれます。
- exe :これは、NFS クライアントが RPC 要求をカーネル RPC クライアントにディスパッチしてから、RPC 要求が完了するまでの時間です。 「exe」には、RTT、RPC クライアントのキューイングおよび処理時間が含まれます。リクエストがバックログ キューで待機する必要がある場合、平均実行時間「exe」は増加します。
avg RTT (Round Trip Time) フィールドを使用して NFS レイテンシを決定する
ミリ秒単位の平均ラウンドトリップ時間 (平均 RTT) は、NFS レイテンシーの適切な測定値です。以下の例では、平均 RTT (往復時間) 列は、ミリ秒単位の接続の平均待ち時間です。
# nfsiostat 5 10 /data
上記のコマンド出力から、平均往復時間は ### です。平均RTT値の値が高いほど、待ち時間が長くなります。このフィールド値からレイテンシが非常に高いことを確認できます。