論理ボリューム (LV) は、LVM の lvcreate コマンドを使用して作成されます。これは、論理ボリューム作成の最終オブジェクトです。 LV は、VG プールのストレージ スペース チャンクで構成されます。通常のディスク パーティションと同じように、ファイル システムでフォーマットし、マウントし、使用することができます。
論理ボリュームを作成したら、lvdisplay を使用してそのプロパティを表示できます。または、簡単な要約だけを見たい場合は lvs 。これを行うには、論理ボリュームの完全なデバイス名を使用する必要があります。このデバイス名では、最初にデバイス ディレクトリの名前 /dev を使用し、次にボリューム グループの名前を使用し、その後に論理ボリュームの名前を使用します。たとえば、ボリューム グループ volgroup の論理ボリューム データは、デバイス名 /dev/volgroup/data を使用します。
Linux での lvs コマンドの例
1. 論理ボリューム情報をレポートするには:
# lvs
2. すべての論理ボリュームをレポートするには:
# lvs --all
3. –separator を使用して出力列を整列するには:
# lvs --aligned
4. 「LVM2_」プレフィックスとフィールド名を出力に追加するには:
# lvs --nameprefixes
5. 通常は出力の最初の行である見出し行を非表示にするには:
# lvs --noheadings
6. 出力サイズのサフィックスを抑制するには:
# lvs --nosuffix
7. 列のカンマ区切りの順序付きリストへ:
# lvc -o # lvc --options
8. セグメント情報を強調する既定の列を使用するには:
# lvs --segments
9. ソートする列のカンマ区切りの順序付きリスト:
# lvs -O # lvs --sort
10. 列を行として出力するには:
# lvs --rows
11. 各列を区切るために使用する文字列:
# lvs --separator Separator
12. 列を適切にソートまたは整列せずに、すぐに出力を生成するには:
# lvs --unbuffered
13. すべてのサイズは次の単位で出力されます:
# lvs --units hHbBsSkKmMgGtTpPeE
14. –nameprefixes と共に使用する場合、field=value ペアの出力値は引用符で囲まれません:
# lvs --unquoted