サービス名
microcode_ctl
説明
microcode_ctl は、IA32 CPU のマイクロコードを更新します。マイクロコードはファイル /etc/firmware/microcode.dat として用意されています .このサービスは、CPU マイクロコードを更新することでマイクロコードのバグを修正できるため、利用できるはずです.m ただし、Intel IA32 のみです。
基本的に、「service microcode_ctl start」を実行してもデーモンは起動しません。まずプロセッサがファームウェアの更新に適しているかどうかをチェックし、そうであれば、「microcode_ctl」サービスがモジュール「microcode」をカーネルに挿入し、デバイス ファイル /dev/cpu/microcode, "/sbin/microcode_ctl" を呼び出して、デフォルトのデータ ファイル /etc/firmware/microcode.dat を含むマイクロコードをアップロードします。次に、"microcode_ctl" はモジュール "microcode" とデバイス ファイル /dev/ を削除しますcpu/microcode を実行し、最後にアップロードが成功したかどうかを報告します。
対応する rpm パッケージは次のとおりです:
microcode_ctl
これは、デーモンを実行しないサービスです。マイクロコードを Intel IA32 プロセッサにアップロードします。
サービス コントロール
マイクロコードの更新は揮発性であり、システムを起動するたびにアップロードする必要があります。次回のシステム起動後に microcode_ctl サービスを制御するには、chkconfig ユーティリティを使用します:
# chkconfig microcode_ctl on # chkconfig --list microcode_ctl microcode_ctl 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off # chkconfig microcode_ctl off
microcode_ctl サービスをすぐに制御するには、サービス ユーティリティを使用します。
# service microcode_ctl Usage: /etc/init.d/microcode_ctl {start|stop|restart}
以下の表は、利用可能な各コマンドを説明しています:
コマンド | 説明 |
---|---|
開始 | /etc/firmware/microcode.data のマイクロコードを CPU にアップロード |
再起動 | 開始と同じ |
停止 | コマンド「start」によって作成されたロック ファイル /var/lock/subsys/microcode_ctl を削除します |