UNIX/Linux オペレーティング システムには、ユーザー プロセスが使用できるさまざまなシステム リソースの量を制限する機能があります。これらの制限には、プロセスで開くことができるファイルの数、ユーザーが作成できるファイルのサイズ、スタック、データ、テキスト セグメントなどのプロセスのさまざまなコンポーネントで使用できるメモリの量が含まれます。 制限 これを実行するために使用されるコマンドです。
パラメータに ulimit 値を設定するには、以下のコマンドを使用します。
# ulimit -p [new_value]
再起動後も ulimits が持続するようにするには、構成ファイル /etc/security/limits.conf で ulimit 値を設定する必要があります。 . /etc/security/limits.conf の設定は次の形式を取ります:
# vi /etc/security/limits.conf #[domain] [type] [item] [value] * - core [value] * - data [value] * - priority [value] * - fsize [value] * soft sigpending [value] eg:57344 * hard sigpending [value] eg:57444 * - memlock [value] * - nofile [value] eg:1024 * - msgqueue [value] eg:819200 * - locks [value] * soft core [value] * hard nofile [value] @[group] hard nproc [value] [user] soft nproc [value] %[group] hard nproc [value] [user] hard nproc [value] @[group] - maxlogins [value] [user] hard cpu [value] [user] soft cpu [value] [user] hard locks [value]
[ドメイン] は次のようになります:
- ユーザー名
- @group 構文によるグループ名
- ワイルドカード * 、デフォルト エントリ用
- ワイルドカード % 、maxlogin 制限のために、%group 構文でも使用できます
[type] には 2 つの値があります:
- 「ソフト 」 ソフト制限を実施するため
- 「ハード ” ハード制限を適用するため
[item] は次のいずれかです:
- コア – コア ファイル サイズ (KB) を制限
- データ – 最大データ サイズ (KB)
- fsize – 最大ファイルサイズ (KB)
- memlock – 最大ロックインメモリ アドレス空間 (KB)
- ノファイル – 開いているファイルの最大数
- RSS – 常駐セットの最大サイズ (KB)
- スタック – 最大スタック サイズ (KB)
- CPU – 最大 CPU 時間 (MIN)
- nproc – プロセスの最大数
- として – アドレス空間の制限 (KB)
- maxlogins – このユーザーの最大ログイン数
- maxsyslogins – システムへのログインの最大数
- 優先度 – ユーザー プロセスを実行する優先度
- ロック – ユーザーが保持できるファイル ロックの最大数
- 署名待ち – 保留中のシグナルの最大数
- msgqueue – POSIX メッセージ キューで使用される最大メモリ (バイト)
- いいね – 値を上げることができるナイス優先度の最大値:[-20, 19]
- rtprio – 最大リアルタイム優先度
詳細は以下のコマンドで確認できます:
# man limits.conf