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DM-Multipath を構成するための mpathconf ユーティリティーについて

DM-Multipath を構成するには、mpathconf ユーティリティを使用します。 mpathconf ユーティリティは、必要に応じて /usr/share/doc/device-mapper-multipath-[version] ディレクトリにあるサンプルの multipath.conf ファイルのコピーをテンプレートとして使用して、/etc/multipath.conf ファイルを作成または変更します。 mpathconf –help を実行して使用法を表示します:

# mpathconf --help
usage: /sbin/mpathconf [command]

Commands:
Enable: --enable 
Disable: --disable
Only allow certain wwids (instead of enable): --allow [WWID]
Set user_friendly_names (Default y): --user_friendly_names [y|n]
Set find_multipaths (Default y): --find_multipaths [y|n]
Load the dm-multipath modules on enable (Default y): --with_module [y|n]
start/stop/reload multipathd (Default n): --with_multipathd [y|n]
select output file (Default /etc/multipath.conf): --outfile [FILE]

デフォルトでは、mpathconf ユーティリティは device-mapper-multipath をロードします カーネル モジュールと user_friendly_names を有効にします と find_multipaths

DM-Multipath のステータスを表示するには、引数なしで mpathconf を実行します。

# mpathconf 
multipath is enabled
find_multipaths is enabled
user_friendly_names is enabled
dm_multipath module is not loaded
multipathd is not running

すべてのデフォルトを使用した基本的なフェイルオーバー構成の場合、次を実行します:

# mpathconf --enable

マルチパス構成を有効にして multipathd サービスを開始するには、以下を実行します:

# mpathconf –-enable --with_multipathd y

残りのコマンドは次のとおりです:

  • –user_friendly_names [y|n] – y に設定すると、user_friendly_names yes という行が /etc/multipath.conf のデフォルト セクションに追加されます。 n に設定すると、行が削除されます。
  • –find_multipaths [y|n] – y に設定すると、find_multipaths yes という行が /etc/multipath.conf のデフォルト セクションに追加されます。 n に設定すると、行が削除されます。 find_multipaths の説明については、multipath.conf(5) の man ページを参照してください。
  • –with_module [y|n] – y に設定すると、modprobe dm_multipath が実行され、マルチパス モジュールがインストールされます。これは –enable コマンドでのみ機能します。
  • –with_multipathd [y|n] – y に設定すると、systemctl enable multipathd が実行されて –enable で multipathd が開始され、systemctl stop multipathd で –disable が実行されます。

/etc/multipath.conf 設定ファイルに変更を加えた後は、必ず multipathd サービスを再読み込みしてください。

# systemctl reload multipathd
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