質問 :システム管理者がボリューム グループを誤って削除した場合、ボリューム グループを復元/復元する方法
解決策
LVM は、PV/VG/LV で LVM 操作を実行する前後に、ディスク上のメタデータのバックアップを作成します。たとえば、新しい LV を作成すると、新しい LV の作成前後の VG のすべてのメタデータのバックアップがバックアップされます。これらのバックアップは
に保存されます
<強い>1. /etc/lvm/アーカイブ :コマンドを実行する前に取得したコピーが含まれます。
2. /etc/lvm/バックアップ :コマンドの実行後に取得されたコピーが含まれます。
利用可能なバックアップの一覧表示
バックアップ ファイルは、vgcfgrestore コマンドを使用して見つけることもできます。このコマンドは、LVM 操作の前に、利用可能なメタデータのすべてのバックアップを一覧表示します。
# vgcfgrestore --list [VG_name]
# vgcfgrestore --list appvg # appvg_00_00000-123456.vg
メタデータの復元
正しいバックアップ ファイルが見つかったら、vgcfgrestore コマンドを使用して、そのファイルに含まれるメタデータをそのボリューム グループに属するデバイスに書き戻すことができます。
# vgcfgrestore -f /etc/lvm/archive/[backup_file] [VG_name]
例:
# vgcfgrestore -f /etc/lvm/archive/appvg_00_00000-123456.vg appvg # Restored volume group appvg
vgs コマンドを使用して appvg を表示できるはずです。
注: この手順では、LVM メタデータのみが復元され、ボリューム グループが再び表示されます。実際のデータがディスクから削除されている場合は、別の方法 (バックアップなど) を使用して復元する必要があります。ボリューム グループが復元されたら、実際のディスク上のデータを手動でチェックする必要があります。手順は、ボリューム グループのメタデータを復元するだけです。したがって、誰かがそれを削除した場合に備えて、実際のデータ バックアップに代わるものはありません。