この記事では、CentOS8でローカルYum/ DNFリポジトリを設定する方法を学習します。ローカルリポジトリは、CentOSのrpmパッケージを保存するために使用され、ソフトウェアのインストールとOSの更新のためにクライアントサーバーに配布されます。このローカルリポジトリを使用すると、インターネットの帯域幅と、インターネットからパッケージをダウンロードする時間を節約できます。
CentOS8上のローカルYum/DNFリポジトリ
次のコマンドを使用して、CentOS8ISOファイルをマウントします。
mount CentOS-8-x86_64-1905-dvd1.iso /opt
cd /opt
ls
これでISOファイルがマウントされ、次のコマンドを使用してmedia.repoファイルを/etc/yum.repos.d/ディレクトリにコピーします。
cp -v /opt/media.repo /etc/yum.repos.d/centos8.repo
次に、次のコマンドを使用して、/ etc /yum.repos.d/ディレクトリに適切なアクセス許可を割り当てます。
chmod 644 /etc/yum.repos.d/centos8.repo
次に、次のコマンドを使用して構成を編集します。
nano etc/yum.repos.d/centos8.repo
上記で開いたファイルの既存の構成をすべて削除し、次の構成を追加します。
[InstallMedia-BaseOS]
name=CentOS Linux 8 - BaseOS
metadata_expire=-1
gpgcheck=1
enabled=1
baseurl=file:///opt/BaseOS/
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
[InstallMedia-AppStream]
name=CentOS Linux 8 - AppStream
metadata_expire=-1
gpgcheck=1
enabled=1
baseurl=file:///opt/AppStream/
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial

ファイルを保存して終了します。
これで、リポジトリファイルが新しい構成で更新されたので、次のコマンドを使用してYUM/DNFキャッシュをクリアします。
dnf clean all
dnfまたはyumrepolistコマンドを使用して、これらのコマンドがローカルリポジトリからパッケージを取得しているかどうかを確認します。
dnf repolist

次に、構成ファイル「/etc/yum/pluginconf.d/subscription-manager.conf」を開き、以下に示すように、有効なパラメーターを1に設定します。
nano /etc/yum/pluginconf.d/subscription-manager.conf

次に、Nginx Webサーバーをインストールして、ローカルのYUM/DNFリポジトリを使用してパッケージがダウンロードおよびインストールされているかどうかを確認します。
dnf install nginx

ローカルのYUM/DNFリポジトリが正常に設定されました。