YUMは、パッケージのインストールまたは更新に役立つLinuxパッケージ管理ツールです。メインのインストールパッケージに必要な依存パッケージの自動インストールを行います。
YUMリポジトリをセットアップするには、(テスト目的で)すべてのパッケージがホストされている1つのサーバーシステムと、パッケージをインストールまたは更新するクライアントシステムが必要です。
ホスティングパッケージ
クライアントは、サーバーシステムからパッケージを取得するために、任意の1つのタイプのメディアを介して通信する必要があります。通常、サーバーはFTPまたはApacheをメディアとしてパッケージを転送します。
FTPとApacheの場合は、ダウンロードしたパッケージをそれぞれ/ var/ftpまたは/var/ www/htmlにコピーする必要があります。 FTPまたはApacheのいずれかを使用できます。
DVDを/cdromにマウントします
mkdir cdrom;mount /dev/cdrom /cdrom
FTP
パッケージをDVDからFTPフォルダにコピーします。
cp /cdrom/Packages/* /var/ftp
Apache
パッケージをDVDからapacheホームディレクトリにコピーします。
cp /cdrom/Packages/* /var/www/html/
Apache構成ファイルを編集して、インデックスを有効にします。
vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
から
Options Indexes FollowSymLinks
宛先
Options All Indexes FollowSymLinks
ウェルカムページを削除します。
rm -rf /etc/httpd/conf.d/welcome.conf
ftp:// ip-address にアクセスして、ウェブブラウザを使用して上記を確認します またはhttp:// ip-address 。
リポジトリの作成
パッケージをホストした後、インターネットからダウンロードした、またはディスクからコピーしたパッケージのリポジトリを作成する必要があります。
CreateRepo は、XMLベースのrpmメタ構造リポジトリを作成するのに役立つツールであり、rpmファイルを指すインデックスファイルのようなものです。このXMLファイルは、メインパッケージに必要な依存関係パッケージを解決するために使用されます。CreateRepoパッケージをインストールします。
rpm -Uvh deltarpm-**.el6.x86_64.rpm python-deltarpm-**.el6.x86_64.rpm createrepo-**.rpm
FTP
createrepo /var/ftp
Apache
createrepo /var/www/html
リポジトリの構成
リポジトリを作成したら、クライアントマシンに移動して、/ etc/yum.repos.dディレクトリの下にリポジトリファイルを追加します。 IPアドレスをサーバーのIPアドレスに変更します。
vi /etc/yum.repos.d/remote.repo
FTP
[remote] name=RHEL FTP baseurl=ftp://192.168.0.151 enabled=1 gpgcheck=0
Apache
[remote] name=RHEL Apache baseurl=http://192.168.0.151 enabled=1 gpgcheck=0
パッケージのインストール
yumコマンドを使用してパッケージをインストールします。コマンドが発行されると、サーバーからメタファイルをダウンロードし、必要に応じて依存するrpmを探します。それ以外の場合は、パッケージが自動的にインストールされます。yum install mysql-server