iSCSIサーバー モジュールを使用すると、iSCSIプロトコルを使用して、ネットワーク経由でディスクデバイスを他のシステムにエクスポートできます。構成は主に、以下で説明する3種類のオブジェクト(共有するデバイス、デバイスの組み合わせ、およびターゲットの共有)を作成することによって行われます。 [iSCSIサーバーオプション]ページを使用して、iSCSIサーバー全体に適用される設定を編集することもできます。
- 共有するデバイス
- (構成ファイルのエクステント)
これらはそれぞれ、iSCSIを介して完全にまたは部分的にエクスポートできるパーティション、RAIDデバイス、論理ボリューム、またはファイルです。このシステムでは、共有デバイスを他の目的に使用しないでください。
- デバイスの組み合わせ
- (構成ファイル内のデバイス)
これらを使用すると、複数のデバイスを組み合わせて、エクスポート用のより大きなデバイスに共有できます。デバイスは、RAID0スタイルで結合してサイズを追加するか、ミラー化されたRAID1スタイルで冗長性と読み取りパフォーマンスを向上させることができます。
- ターゲットの共有
- (構成ファイルのターゲット)
このリストの各エントリは、デバイスまたはデバイスの組み合わせを、選択したネットワーク上のすべてのシステムにエクスポートします。共有は、読み取り専用または読み取り/書き込みのいずれかになります。
モジュールのメインページの下部には、iSCSIサーバーを停止、開始、および再起動するためのボタンがあります。サーバーが再起動されるまで、構成の変更は適用されません。