iSCSIターゲット モジュールを使用すると、iSCSIプロトコルを使用して、ネットワーク経由でディスクデバイスを他のシステムにエクスポートできます。エクスポートされた各ディスクはターゲットと呼ばれ、既存のターゲットがモジュールのメインページに一覧表示されます。新しいターゲットを作成するには、[新しいiSCSIターゲットの追加]ボタンをクリックし、名前を入力して、エクスポートするディスクデバイスまたはファイルを選択します。
クライアントに必要なログインとパスワードは、ターゲットごとに設定することも、[認証設定]ページですべてのターゲットに設定することもできます。 iSCSIプロトコルを使用すると、ターゲットはクライアント(イニシエーターとも呼ばれます)に対して自身を認証することもできます。
パケットサイズとiSCSIプロトコルに関連するグローバル設定は、[接続設定]ページで変更できます。クライアントとの通信のタイムアウトは、[タイムアウト設定]ページで変更できます。
デフォルトでは、有効なログインを持つすべてのクライアントが、エクスポートされたターゲットに接続できます。ただし、[許可されたクライアントアドレス]ページを使用して、クライアントが接続できるIPを制限できます。または、[許可されたサーバーアドレス]ページを使用して、クライアントが接続できるサーバー上のIPを制限することもできます。
モジュールのメインページの下部には、iSCSIサーバーを停止、開始、および再起動するためのボタンがあります。サーバーが再起動されるまで、構成の変更は適用されません。