ほとんどの場合、サービスを制御するために systemctl が使用されますが、使用できる追加の systemd コマンドがいくつかあります。たとえば、hostnamectl を使用すると、システムのネットワーク ホスト名と、システムのハードウェアおよび実行中の Linux カーネルに関するその他の情報を表示できます。このコマンドを使用して、システムのホスト名を変更することもできます。
構文
hostnamectl コマンドの構文は次のとおりです。
# hostnamectl [options] [subcommand] [arguments]
たとえば、ホスト名を server01 に設定するには:
# hostnamectl set-hostname server01
ホスト名の種類
CentOS/RHEL 7 の 3 つのホスト名タイプを構成できます:
ホスト名の種類 | 説明 |
---|---|
静的 | システム管理者によって割り当て |
ダイナミック | 実行時に DHCP または mDNS サーバーによって割り当て |
かわいい | システム管理者によって割り当てられます。 「Oracle DBサーバー」などの説明として使用できます |
これら 3 つのうち、静的ホスト名のみが必須です。他の 2 つはオプションです。
hostnamectl コマンドの例
1. コンピュータのホスト名を取得します:
# hostnamectl
2. コンピュータのホスト名を設定します:
# hostnamectl set-hostname "hostname"
3. コンピュータのきれいなホスト名を設定します:
# hostnamectl set-hostname --static "hostname.example.com" && sudo hostnamectl set-hostname --pretty "hostname"
4. ホスト名をデフォルト値にリセットします:
# hostnamectl set-hostname --pretty ""
結論
hostname コマンドは、ホスト名を表示するか、実行時にホスト名を一時的に変更するために使用されます。また、hostnamectl コマンドを使用して、コマンド ラインからホスト名を永続的に変更します。