Raspbian Linux ディストリビューションは、構成の利便性に加えて、特にカメラを操作するためのツールも提供するため、便利です。コマンド raspistill を使用して、5 秒間のプレビュー期間後に画像をキャプチャできます。
$ raspistill -o test.jpg
raspistill ユーティリティには、キャプチャした画像を操作するためのオプションが多数あります。 Raspberry Pi に raspistill をインストールするには、次のコマンドを使用します:
$ apt-get install libraspberrypi-bin
利用可能なオプションを表示するには、オプションを指定せずに raspistill を実行すると、それらが一覧表示されます:
$ raspistill
Raspberry Pi が再起動したら、カメラを有効にする必要があります。これは、raspistill ユーティリティを使用して静止画像を取得することでテストできます。
$ raspistill –v -o test.img
raspistill は静止画像を取得し、-o パラメーターはその画像を test.img に保存するように指示します。 -v オプションは詳細出力用です。 Raspbian Linux を使用してイメージをキャプチャするために使用できるユーティリティが他にもいくつかあります。現在、カメラをサポートする 3 つのコマンドがあります:
- スチール キャプチャ用の raspistill。
- ビデオ録画用の raspivid。
- エンコードなしの静止キャプチャ用の raspistillyuv (YUV/RGB 情報をファイルに記録します)。