バックアップ
エンジン バックアップを使用する バックアップを作成するコマンド。コマンドの使用法と必須の引数を以下に示します。
1. –mode=MODE
ここで、MODE -> バックアップを収集するには、「backup」に設定する必要があります
2. –scope=SCOPE
ここで、SCOPE -> は「all」または「files」または「db」または「dwhdb」に設定できます
「all」に設定すると、以下のすべてが収集されます
/>「files」に設定すると製品ファイルのみが収集されます
「db」に設定するとエンジン データベースのみが収集されます
「dwhdb」に設定するとデータ ウェアハウス データベースのみが収集されます
オプション –scope は、異なるスコープで複数回渡すことができます。
3. –file=FILE
FILE -> バックアップのパスとファイル名
4. –log=FILE
FILE -> バックアップ ログのパスとファイル名
その他のオプションを実行するには:
# engine-backup --help
例:
# engine-backup --mode=backup --scope=all --file=/enginebackups/enginebackup200419 --log=/enginebackup200419.log Backing up: Notifying engine - Files - Engine database 'engine' - DWH database 'ovirt_engine_history' Packing into file '/enginebackups/enginebackup200419' Notifying engine Done.
復元
バックアップから復元する前に、必ずエンジンをクリーンアップして再インストールしてください:
1. 既存のエンジン設定をクリーンアップします:
# engine-cleanup --log=FILE
where FILE -> クリーンアップ ログのパスとファイル名。
2. ovirt-engine パッケージをアンインストールします:
# yum remove ovirt-engine
3. ovirt-provide-ovn を使用するには、以下の追加手順を実行して認証局 (CA) ファイルをリセットする必要があります。 ovirt-provider-ovn を使用しない場合は、この手順をスキップしてください:
# systemctl restart ovn-northd.service # ovn-sbctl del-ssl
4. ovirt-engine パッケージを再インストールします:
# yum install ovirt-engine
5. バックアップからエンジンを復元します:
# engine-backup --mode=restore --file=FILE --log=FILE --restore-permissions
使い方:
1. –mode=MODE
ここで、MODE -> バックアップを収集する場合は「restore」に設定する必要があります
2. –file=FILE
FILE -> 復元元のバックアップ ファイルのパスとファイル名
3. –log=FILE
FILE -> 復元ログのパスとファイル名
4. –restore-permissions
バックアップがカスタム ダンプの場合、–no-restore-permissions または –restore-permissions オプションのいずれかが必要です
6. 次に、以下のコマンドを実行してエンジンをセットアップします:
# engine-setup