問題 1
再起動後、iSCSI ディスクにある LVM ボリュームはアクティブ化されません。 「lvchange -ay」を使用して手動でアクティブ化する 」 正常に動作します。
/etc/fstab で _netdev オプションを使用する
ネットワークの初期化が完了する前に LVM が開始されるため、iSCSI ディスクが OS によって検出されません。 「_netdev」マウント オプションを使用して、ネットワークの初期化が完了するまでマウントの試行を遅らせるようにシステムに指示します。 2 つの異なる iSCSI マウント ポイントの適切にフォーマットされた /etc/fstab 行を以下に示します:
#device mount point FS Options Backup fsck LABEL=data1 /mnt/data1 ext3 _netdev 0 0 LABEL=data2 /mnt/data2 ext3 _netdev 0 0
問題 2
CentOS/RHEL での再起動後、iSCSI ボリュームを自動的にマウントできません。以下に示すように、_netdev でも マウント オプションが /etc/fstab に設定されました:
# vi /etc/fstab LABEL=data /data ext4 _netdev 1 2
デフォルトでは、ファイルシステムはマウントされた起動に失敗します。デバイスを手動でマウントすると、以下のエラーで失敗しました:
# mount /dev/mapper/vg_datavg-lv_data /data mount: you must specify the filesystem type
「netfs」サービスを有効にする
netfs サービスは、システムがネットワークを起動した後に、/etc/fstab (NFS、iSCSI、SMBFS/CIFS、NCP、または「_netdev」オプションを含む任意の行) にリストされているネットワーク関連のファイル システムをマウントする役割を果たします。このサービスが起動時に開始されない場合、ネットワーク関連のファイル システムはマウントされません。 netfs サービスは、通常のランレベル 3 および 5 ではデフォルトで無効になっています:
$ chkconfig --list netfs netfs 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:off 6:off
netfs サービスが実行されていない場合、/etc/fstab の「_netdev」は無視されます。したがって、「_netdev」オプションを使用するように iscsi ボリュームを作成するには、次の起動時に netfs サービスが自動的に開始されるように設定します。
RHEL/CentOS 4、5、6 の場合
# chkconfig netfs on
RHEL/CentOS 7 の場合
# systemctl enable remote-fs.target