NetworkManager には、コマンドライン ツール nmcli が含まれています 、NetworkManager を制御するために使用されます。 nmcli を使用して、ネットワーク接続の作成、表示、編集、削除、アクティブ化、非アクティブ化、およびネットワーク デバイスのステータスの制御と表示を行うことができます。構文は次のとおりです:
# nmlci OPTIONS OBJECT { COMMAND | help }
ほとんどの操作が nmcli コマンドを使用して実行されるオブジェクトは 5 つあります。
1.一般
2.ネットワーキング
3.ラジオ
4.接続
5.デバイス。
help 引数を使用して、5 つの異なるオブジェクトに関するオプションと情報を表示します。
# nmcli --help
Usage: nmcli [OPTIONS] OBJECT { COMMAND | help }
OPTIONS
-t[erse] terse output
-p[retty] pretty output
-m[ode] tabular|multiline output mode
-c[olors] auto|yes|no whether to use colors in output
-f[ields] [field1,field2,...]|all|common specify fields to output
-e[scape] yes|no escape columns separators in values
-a[sk] ask for missing parameters
-s[how-secrets] allow displaying passwords
-w[ait] [seconds> set timeout waiting for finishing operations
-v[ersion] show program version
-h[elp] print this help
OBJECT
g[eneral] NetworkManager's general status and operations
n[etworking] overall networking control
r[adio] NetworkManager radio switches
c[onnection] NetworkManager's connections
d[evice] devices managed by NetworkManager
a[gent] NetworkManager secret agent or polkit agent
m[onitor] monitor NetworkManager changes 「nmcli general」サブコマンド
nmcli 一般オブジェクトを使用して、NetworkManager のステータスと権限を表示します。このコマンドを使用すると、システムのホスト名と NetworkManager のログ レベルを表示および変更することもできます。次のコマンドは、nmcli 一般オブジェクトに関するヘルプを提供します:
# nmcli general help
Usage: nmcli general { COMMAND | help }
COMMAND := { status | hostname | permissions | logging }
status
hostname [[hostname]]
permissions
logging [level [log level]] [domains [log domains]] このコマンドの使用例を次に示します。
例 1 :NetworkManager の全体的なステータス
次のコマンドを使用して、NetworkManager の全体的なステータスを表示します。 status 引数はデフォルトであり、省略できます。
# nmcli general status STATE CONNECTIVITY WIFI-HW WIFI WWAN-HW WWAN connected full enabled enabled enabled enabled
例 2 :ホスト名の変更
hostname 引数は、システムのホスト名を表示または変更するために使用されます。ホスト名は /etc/hostname に保存されます ファイル。次の例では、ホスト名を geeklab.example.com に変更し、/etc/hostname ファイルを更新します:
# nmcli general hostname geeklab.example.com
例 3 :発信者がさまざまな操作に対して持っている権限を表示する
パーミッション引数は、NetworkManager が提供するさまざまな認証操作に対して発信者が持っているパーミッションを示します。次の例は、ネットワークの有効化と無効化、Wi-Fi と WWAN の状態の変更、接続の変更、およびその他の操作の権限を示しています。
# nmcli general permissions PERMISSION VALUE org.freedesktop.NetworkManager.enable-disable-network yes org.freedesktop.NetworkManager.enable-disable-wifi yes org.freedesktop.NetworkManager.enable-disable-wwan yes org.freedesktop.NetworkManager.enable-disable-wimax yes org.freedesktop.NetworkManager.sleep-wake yes org.freedesktop.NetworkManager.network-control yes org.freedesktop.NetworkManager.wifi.share.protected yes org.freedesktop.NetworkManager.wifi.share.open yes org.freedesktop.NetworkManager.settings.modify.system yes org.freedesktop.NetworkManager.settings.modify.own yes org.freedesktop.NetworkManager.settings.modify.hostname yes org.freedesktop.NetworkManager.settings.modify.global-dns yes org.freedesktop.NetworkManager.reload yes org.freedesktop.NetworkManager.checkpoint-rollback yes org.freedesktop.NetworkManager.enable-disable-statistics yes
例 4 :NetworkManager のログ レベルを変更する
logging 引数は、ドメインの NetworkManager ログ レベルを取得および変更するために使用されます。引数がない場合、現在のログ レベルとドメインは次のように表示されます:
# nmcli general logging
LEVEL DOMAINS
INFO PLATFORM,RFKILL,ETHER,WIFI,BT,MB,DHCP4,DHCP6,PPP,IP4,IP6,AUTOIP4,DNS,VPN,SHARING,SUPPLICANT,AGENTS,SETTINGS,SUSPEND,CORE,DEVICE,OLPC,INFINIBAND,FIREWALL
,ADSL,BOND,VLAN,BRIDGE,TEAM,CONCHECK,DCB,DISPATCH,AUDIT,SYSTEMD,PROXY ログの状態を変更するには、次の構文を使用してレベルやドメインのパラメーターを指定します:
# nmcli general logging [level [log level]] [domains [log domains]]
ログ レベルは、次のいずれかになります (冗長性の順にリストされています)。
| ログレベル | 説明 |
|---|---|
| エラー | 重大なエラーのみをログに記録 |
| 警告 | 操作を反映する可能性のある警告をログに記録します |
| 情報 | 状態と操作の追跡に役立つさまざまな情報メッセージをログに記録します |
| デバッグ | デバッグ目的で詳細ログを有効にします |
次の例では、IPv4 ドメインのログ レベルを DEBUG に設定します。
# nmcli general logging level DEBUG domains IP4
次の例では、すべてのドメインのログ レベルを INFO に設定します:
# nmcli general logging level INFO domains ALL
NetworkManager のログの構成とドメインの説明については、NetworkManager.conf の man ページを参照してください。
# man NetworkManager.conf
「nmcli ネットワーキング」サブコマンド
nmcli ネットワーク オブジェクトを使用して、NetworkManager ネットワークのステータスを表示したり、ネットワークを有効または無効にしたりします。ネットワークを無効にすると、すべてのデバイスから構成が削除され、「管理対象外」に変更されます "" 州。次のコマンドは、nmcli ネットワーク オブジェクトに関するヘルプを提供します:
# nmcli networking help
Usage: nmcli networking { COMMAND | help }
COMMAND := { [ on | off | connectivity ] }
on
off
connectivity [check] このコマンドの使用例をいくつか示します。
例 1 :ネットワーク ステータスを確認し、有効/無効にする
次のコマンド シーケンスは、ネットワーク ステータスを表示し、ネットワークを無効および有効にします。
# nmcli networking enabled # nmcli networking off
# nmcli networking disabled # nmcli networking on
例 2 :ネットワークの接続状態を確認する
接続引数は、ネットワークの接続状態を示します。オプションの check 引数は、NetworkManager に接続を再チェックするように指示します。 check 引数を指定しないと、コマンドは再チェックせずに最新の既知の接続状態を表示します。次の例には check 引数が含まれています:
# nmcli networking connectivity check full
可能な状態は次のとおりです:
| State | 説明 |
|---|---|
| なし | ホストはどのネットワークにも接続されていません。 |
| ポータル | ホストはキャプティブ ポータルの背後にあり、完全なインターネットにアクセスできません。 |
| 限定 | ホストはネットワークに接続されていますが、インターネットにはアクセスできません。 |
| フル | ホストはネットワークに接続されており、インターネットに完全にアクセスできます。 |
| 不明 | 接続ステータスを特定できません。 |
「nmcli radio」サブコマンド
nmcli 無線オブジェクトを使用して、無線スイッチのステータスを表示したり、スイッチを有効または無効にしたりします。次のコマンドは、nmcli ラジオ オブジェクトに関するヘルプを提供します:
# nmcli radio help
Usage: nmcli radio { COMMAND | help }
COMMAND := { all | wifi | wwan }
all | wifi | wwan [ on | off ] このコマンドの使用例をいくつか示します。
例 1 :Radion スイッチのステータスを確認する
次のコマンドは、無線スイッチのステータスを表示します。
# nmcli radio WIFI-HW WIFI WWAN-HW WWAN enabled enabled enabled enabled
例 2:NetworkManager で Wi-Fi を無効にする
次の例では、NetworkManager で Wi-Fi を無効にします。
# nmcli radio wifi off
# nmcli radio WIFI-HW WIFI WWAN-HW WWAN enabled disabled enabled enabled
nmcli 接続サブコマンド
nmcli 接続オブジェクトを使用して、ネットワーク接続を開始、停止、および管理します。 NetworkManager は、すべてのネットワーク構成情報を接続として保存します。接続には、MAC アドレスや IP アドレスなど、ネットワークの作成またはネットワークへの接続に必要なすべての情報が含まれています。デバイスがその接続の構成を使用してネットワークを作成または接続すると、接続はアクティブになります。
特定のデバイスに対して複数の接続が存在する可能性がありますが、そのデバイスで一度にアクティブにできるのはそのうちの 1 つだけです。追加の接続を使用して、異なるネットワークと構成をすばやく切り替えることができます。たとえば、静的 IP アドレス指定を使用するネットワーク インターフェイスに対して接続を定義できます。 DHCP を使用する同じネットワーク インターフェイスに対して、2 つ目の接続を定義することができます。
次のコマンドは、nmcli 接続オブジェクトに関するヘルプを提供します:
# nmcli connection help
Usage: nmcli connection { COMMAND | help }
COMMAND := { show | up | down | add | modify | clone | edit | delete | monitor | reload | load | import | export }
.... 例 1 :接続プロファイルを表示する
ショーを使用する 接続プロファイルをリストする引数。 –active を含める アクティブなプロファイルのみを一覧表示するオプション。例:
# nmcli connection show --active NAME UUID TYPE DEVICE ens33 bbe539aa-5042-4d28-a0e6-2a4d4f5dd744 802-3-ethernet ens33
オプションの [ID] キーワードの後に関連する値を指定して、特定の接続の詳細情報を表示することもできます。 [ID] は id にすることができます 、uuid 、パス 、または apath .次の例では、id キーワードを使用して、enp134s1f0 接続の詳細情報を表示します。部分的な出力のみが表示されます:
# nmcli connection show id ens33 connection.id: ens33 connection.uuid: bbe539aa-5042-4d28-a0e6-2a4d4f5dd744 connection.stable-id: -- connection.interface-name: ens33 connection.type: 802-3-ethernet connection.autoconnect: no connection.autoconnect-priority: 0 connection.timestamp: 1511842397 connection.read-only: no ...
例 2 :nmcli connection up|down コマンド
アップを使用 接続をアクティブにする引数。接続は、その名前、UUID、または D-Bus パスによって指定されます。特定のデバイスで接続を有効にする必要がある場合は、ifname を使用します オプションとインターフェイス名。次の例では、「ens33」接続をアクティブにします。 show 引数は、up 引数の結果を示すために前後に発行されます。
# nmcli connection show NAME UUID TYPE DEVICE Wired connection 1 dba7561b-dd02-3b58-92c0-07ce94b6250f 802-3-ethernet ens36 ens33 bbe539aa-5042-4d28-a0e6-2a4d4f5dd744 802-3-ethernet --
# nmcli connection up id ens33 Connection successfully activated (D-Bus active path: /org/freedesktop/NetworkManager/ActiveConnection/5)
# nmcli connection show NAME UUID TYPE DEVICE Wired connection 1 dba7561b-dd02-3b58-92c0-07ce94b6250f 802-3-ethernet ens36 ens33 bbe539aa-5042-4d28-a0e6-2a4d4f5dd744 802-3-ethernet ens33
ダウンを使用 特定のアクティブな接続を非アクティブ化する引数。次の例では、eth1 接続を非アクティブ化します。 down 引数の結果を示すために、show 引数が前後に発行されます。
# nmcli connection show NAME UUID TYPE DEVICE System eth0 ..... 802-3-ethernet eth0 System eth1 ..... 802-3-ethernet eth1
# nmcli connection down id ens33 Connection 'ens33' successfully deactivated (D-Bus active path: /org/freedesktop/NetworkManager/ActiveConnection/4
# nmcli connection show NAME UUID TYPE DEVICE Wired connection 1 dba7561b-dd02-3b58-92c0-07ce94b6250f 802-3-ethernet ens36 ens33 bbe539aa-5042-4d28-a0e6-2a4d4f5dd744 802-3-ethernet --
接続に「connection.autoconnect」がある場合 「」フラグを「はい」に設定 「、切断されたデバイスで接続が自動的に再開されます。この場合、nmcli device disconnect を使用します nmcli 接続ダウンの代わりにコマンド コマンド。
例 3 :nmcli connection add コマンド
追加 NetworkManager の接続を追加する引数。構文は次のとおりです。
# nmcli connection add [COMMON_OPTIONS] [TYPE_SPECIFIC] [OPTIONS] [IP_OPTIONS]
add 引数の COMMON_OPTIONS について説明します:
- type [type] ： 接続タイプ。有効な接続の種類は、イーサネット、wifi、wimax、pppoe、gsm、cdma、infiniband、bluetooth、vlan、bond、bond-slave、team、team-slave、bridge、bridge-slave、vpn、および olpc-mesh です。
- ifname [ifname] :接続をバインドするインターフェイス。インターフェイスに依存しない接続には、特別な値「*」を使用できます。
- con-name [接続名] ： 接続名。これはオプションです。指定しない場合、デフォルト名 [type][-ifname][-num] が生成されます。
- 自動接続はい|いいえ :接続プロファイルを自動的にアクティブ化できるかどうか。これはオプションです。デフォルトは「はい」です。
- はい|いいえを保存 :接続が永続的かどうか。これはオプションです。デフォルトは「はい」です。
TYPE_SPECIFIC OPTIONS の一部 add 引数については、以下に示します。以下は TYPE_SPECIFIC のリストです イーサネットおよび WiFi 接続のオプション:
- イーサネット TYPE_SPECIFIC OPTIONS :
- mac [MAC_address] :この接続がロックされているデバイスの MAC アドレス
- cloned-mac [cloned_MAC_address] :MACアドレスのクローン
- mtu [MTU] :MTU
- wifi TYPE_SPECIFIC OPTIONS :
- ssid [SSID] :SSID
- mac [MAC_address] :この接続がロックされているデバイスの MAC アドレス
- cloned-mac [cloned_MAC_address] :MACアドレスのクローン
- mtu [MTU] :MTU
IP_OPTIONS add 引数の説明:
- ip4 [IPv4_address] gw4 [IPv4_address] :IPv4 アドレス
- ip6 [IPv6_address] gw6 [IPv6_address] :IPv6 アドレス
次の例では、イーサネット接続を追加します。その後 nmcli connection show コマンドを発行して、結果を表示します。部分的な出力のみが表示されます。
nmcli connection add con-name new-ens33 ifname ens33 type ethernet ip4 192.168.2.100/24 gw4 192.168.2.1 Connection 'new-ens33' (f0c23472-1aec-4e84-8f1b-be8a2ecbeade) successfully added.
# nmcli connection show NAME UUID TYPE DEVICE Wired connection 1 dba7561b-dd02-3b58-92c0-07ce94b6250f 802-3-ethernet ens36 ens33 bbe539aa-5042-4d28-a0e6-2a4d4f5dd744 802-3-ethernet ens33 new-ens33 f0c23472-1aec-4e84-8f1b-be8a2ecbeade 802-3-ethernet --
新しい接続ごとに、関連するネットワーク インターフェイス構成ファイルが /etc/sysconfig/network-scripts ディレクトリに作成されます。例:
# ls /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg* /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ens33 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-lo /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-new-ens33
例 4 :nmcli connection edit コマンド
edit 引数を使用して、接続 ID、UUID、または D-Bus パスで識別される既存の接続を編集します。次の例では、new-ens33 接続の編集を指定しています:
# nmcli connection edit new-ens33 ===| nmcli interactive connection editor |=== Editing existing '802-3-ethernet' connection: 'new-ens33' Type 'help' or '?' for available commands. Type 'describe [[setting].[prop]]' for detailed property description. You may edit the following settings: connection, 802-3-ethernet (ethernet), 802-1x, dcb, ipv4, ipv6 nmcli>
「?」を使用します ' キーまたはタイプ 'ヘルプ ' を使用して、使用可能なコマンドを表示します。
nmcli> ? ------------------------------------------------------------------------------ ---[ Main menu ]--- goto [[setting] | [prop]] :: go to a setting or property remove [setting][.[prop]] | [prop] :: remove setting or reset property value set [[setting].[prop] [value]] :: set property value describe [[setting].[prop]] :: describe property print [all | [setting][.[prop]]] :: print the connection verify [all | fix] :: verify the connection save [persistent|temporary] :: save the connection activate [[ifname]] [/[ap]|[nsp]] :: activate the connection back :: go one level up (back) help/? [[command]] :: print this help nmcli [conf-option] [value] :: nmcli configuration quit :: exit nmcli ------------------------------------------------------------------------------ nmcli>
編集を使用 新しい接続を追加するには、接続識別子を指定せずに引数を使用します。対話型エディターは、接続の編集をガイドします。次の例では、新しいイーサネット接続を追加しています:
# nmcli connection edit Valid connection types: generic, 802-3-ethernet (ethernet), pppoe, 802-11-wireless (wifi), wimax, gsm, cdma, infiniband, adsl, bluetooth, vpn, 802-11-olpc-mesh (olpc-mesh), vlan, bond, team, bridge, bond-slave, team-slave, bridge-slave, no-slave, tun, ip-tunnel, macvlan, vxlan Enter connection type: ethernet ===| nmcli interactive connection editor |=== Adding a new '802-3-ethernet' connection Type 'help' or '?' for available commands. Type 'describe [[setting].[prop]]' for detailed property description. You may edit the following settings: connection, 802-3-ethernet (ethernet), 802-1x, dcb, ipv4, ipv6 nmcli> set connection.id new-eth1 nmcli> set connection.interface-name eth1 nmcli> set connection.autoconnect yes nmcli> set 802-3-ethernet.mtu auto nmcli> set ipv4.method manual nmcli> set ipv4.addresses 192.168.2.101/24 nmcli> set ipv6.method auto nmcli> save Saving the connection with 'autoconnect=yes'. That might result in an immediate activation of the connection. Do you still want to save? (yes/no) [yes] yes Connection 'new-eth1' (817e285b-60f0-42d8-b259-4b62e21d823d) successfully saved. nmcli> quit
新しいネットワーク インターフェイス構成ファイルが /etc/sysconfig/network-scripts ディレクトリに作成されます:
# ls -lrt /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg* -rw-r--r--. 1 root root 254 Sep 12 2016 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-lo -rw-r--r--. 1 root root 309 Oct 19 18:44 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ens33 -rw-r--r--. 1 root root 338 Nov 28 09:51 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-new-ens33 -rw-r--r--. 1 root root 316 Nov 28 10:00 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-new-eth1
例 5 :nmcli connection modify コマンド
変更を使用 引数を使用して、接続プロファイルの 1 つ以上のプロパティを変更します。 ID、UUID、または D-Bus パスで変更する接続を識別します。指定された値は、既存のプロパティ値を上書きします。
空の値を使用してください (“” ) をクリックして、プロパティ値をデフォルトに設定します。プロパティ名の + 接頭辞を使用して項目を既存の値に追加するか、– 接頭辞を使用して指定した値を削除できます。次の例では、IPv4 DNS サーバー アドレスを変更します。 show 引数は、変更前後の値を表示します:
前
# nmcli connection show new-eth1 ... ipv4.dns: ...
# nmcli connection modify new-eth1 ipv4.dns 192.168.134.21
後
# nmcli connection show new-eth1 ... ipv4.dns: 192.168.134.21 ...
例 6:nmcli 接続の削除 |リロード |ロード コマンド
1. 削除 構成された接続を削除するための引数。例:
# nmcli connection delete new-eth1
2. リロードを使用する ディスクからすべての接続ファイルをリロードする引数。このコマンドを使用して、接続プロファイルに変更が加えられるたびに、ディスクから接続プロファイルを再読み込みするように NetworkManager に指示します。自動読み込み機能を有効にするには、monitor-connection-files を true に設定します。この場合、NetworkManager は接続ファイルが変更されるたびに再ロードします。例:
# nmcli connection reload
3. load 引数を使用して、1 つ以上の特定の構成ファイルをディスクからロードまたは再ロードします。接続で自動読み込み機能が有効になっている場合、これは必要ありません。例:
# nmcli connection load /etc/sysconfig/network- scripts/ifcfg-new-eth0
nmcli device サブコマンド
nmcli デバイス オブジェクトは、次のコマンドを提供します:
- ステータス :すべてのデバイスのステータスを表示します。
- [ifname] を表示 :デバイスに関する詳細情報を表示します。
- 接続 [ifname] :デバイスを接続します。
- [ifname] を切断 :デバイスを切断してください。
- wifi リスト |接続 |再スキャン :Wi-Fiアクセスポイントを一覧表示します。 Wi-Fi ネットワークに接続します。利用可能なアクセス ポイントを再スキャンします。
nmcli デバイスを使用する ネットワーク インターフェイスを表示および管理するためのオブジェクト。次のコマンドは、nmcli デバイス オブジェクトに関するヘルプを提供します:
# nmcli device help
Usage: nmcli device { COMMAND | help }
COMMAND := { status | show | set | connect | reapply | modify | disconnect | delete | monitor | wifi | lldp }
status
show [[ifname]]
set [ifname] [ifname] [autoconnect yes|no] [managed yes|no]
connect [ifname]
reapply [ifname]
modify [ifname] ([+|-][setting].[property] [value])+
disconnect [ifname] ...
delete [ifname] ...
monitor [ifname] ...
wifi [list [ifname [ifname]] [bssid [BSSID]]]
wifi connect [(B)SSID] [password [password]] [wep-key-type key|phrase] [ifname [ifname]]
[bssid [BSSID]] [name [name]] [private yes|no] [hidden yes|no]
wifi hotspot [ifname [ifname]] [con-name [name]] [ssid [SSID]] [band a|bg] [channel [channel]] [password [password]]
wifi rescan [ifname [ifname]] [[ssid [SSID to scan]] ...]
lldp [list [ifname [ifname]]] このコマンドの使用例をいくつか示します。
例 1 :すべてのデバイスのステータスを表示する
次の一連のコマンドは、すべてのデバイスのステータスを表示します。 ステータス 引数がデフォルトです。
# nmcli device DEVICE TYPE STATE CONNECTION ens33 ethernet connected ens33 ens36 ethernet connected Wired connection 1 lo loopback unmanaged --
例 2 :デバイスに関する情報の表示
次の例は、デバイスに関する詳細情報を表示します:
# nmcli device show GENERAL.DEVICE: ens33 GENERAL.TYPE: ethernet GENERAL.HWADDR: 00:0C:29:54:F7:20 GENERAL.MTU: 1500 GENERAL.STATE: 100 (connected) GENERAL.CONNECTION: ens33 GENERAL.CON-PATH: /org/freedesktop/NetworkManager/ActiveConnection/5 WIRED-PROPERTIES.CARRIER: on IP4.ADDRESS[1]: 192.168.219.150/24 IP4.GATEWAY: 192.168.219.2 IP4.DNS[1]: 192.168.219.2 IP4.DOMAIN[1]: localdomain IP6.ADDRESS[1]: fe80::3442:365:1982:aa4b/64 IP6.GATEWAY: GENERAL.DEVICE: ens36 GENERAL.TYPE: ethernet GENERAL.HWADDR: 00:0C:29:54:F7:2A GENERAL.MTU: 1500 GENERAL.STATE: 100 (connected) GENERAL.CONNECTION: Wired connection 1 GENERAL.CON-PATH: /org/freedesktop/NetworkManager/ActiveConnection/0 WIRED-PROPERTIES.CARRIER: on IP4.ADDRESS[1]: 192.168.219.155/24 IP4.GATEWAY: 192.168.219.2 IP4.DNS[1]: 192.168.219.2 IP4.DOMAIN[1]: localdomain IP6.ADDRESS[1]: fe80::e87:3cb9:edf5:1084/64 IP6.GATEWAY: GENERAL.DEVICE: lo GENERAL.TYPE: loopback GENERAL.HWADDR: 00:00:00:00:00:00 GENERAL.MTU: 65536 GENERAL.STATE: 10 (unmanaged) GENERAL.CONNECTION: -- GENERAL.CON-PATH: -- IP4.ADDRESS[1]: 127.0.0.1/8 IP4.GATEWAY: IP6.ADDRESS[1]: ::1/128 IP6.GATEWAY:
例 3 :デバイスの接続と切断
次の例は、disconnect および connect 引数を使用した場合の効果を示しています:
# nmcli device disconnect ens33 Device 'ens33' successfully disconnected.
# nmcli device DEVICE TYPE STATE CONNECTION ens36 ethernet connected Wired connection 1 ens33 ethernet disconnected -- lo loopback unmanaged --
# nmcli device connect ens33 Device 'ens33' successfully activated with 'bbe539aa-5042-4d28-a0e6-2a4d4f5dd744'.
# nmcli device DEVICE TYPE STATE CONNECTION ens33 ethernet connected ens33 ens36 ethernet connected Wired connection 1 lo loopback unmanaged --
「nmcli デバイス wifi “” コマンドは次の引数を提供します:
- リスト :利用可能な Wi-Fi アクセス ポイントを一覧表示します。
- [(B)SSID] に接続 :Service Set Identifier (SSID) または Basic Service Set Identifier (BSSID) で指定された Wi-Fi ネットワークに接続します。
- 再スキャン :NetworkManager が利用可能な Wi-Fi アクセス ポイントを再スキャンするように要求します。