質問:CentOS 7 / RHEL 7 に多くの tmpfs (6 つの tmpfs ファイルシステム) があるのはなぜですか? これらの tmpfs は OS に必須ですか? /run/user/1000、/run/user/0、/run/user/45、/sys/fs/cgroup のマウントは何のためですか?
答え:
RHEL 7 システムで df -hP を実行すると、多数の tmpfs ファイル システムがマウントされていることがわかります。
# df -hP Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on /dev/mapper/vg_os-lv_root 296G 33G 248G 12% / devtmpfs 126G 0 126G 0% /dev tmpfs 126G 631M 126G 1% /dev/shm tmpfs 126G 1.3G 125G 2% /run tmpfs 126G 0 126G 0% /sys/fs/cgroup /dev/sda1 976M 112M 797M 13% /boot tmpfs 26G 0 26G 0% /run/user/0 tmpfs 26G 0 26G 0% /run/user/5006 tmpfs 9.5G 68K 9.5G 1% /run/user/1000
tmpfs は、メモリやスワップ パーティションに常駐する一時ファイル システムであり、どれだけいっぱいにするかによって異なります。ディレクトリを tmpfs としてマウントすることは、ファイルへのアクセスを高速化したり、再起動時に内容が自動的にクリアされるようにする効果的な方法です。
/dev
/dev には、ハードウェアが追加または削除された場合などに、udev デーモンによって自動的に作成および削除されるデバイス ファイルが含まれます (devtmps は、ブート プロセスの早い段階でカーネルによって特別に作成された単なる tmpfs であり、コア デバイスが事前に含まれています。 udevd がロードされる前に、ブート プロセスが何らかの処理を行うように作成されています)
/dev/shm
/dev/shm は、POSIX 共有メモリ機能によって使用されます。
/実行
/run には、現在実行中のデーモンに関連するリソース ロックや PID ファイルなどが含まれます。 /var/run と /var/lock は、互換性の理由から /run に戻るシンボリック リンクです。
/メディア
/media には、自動的に作成および削除されるリムーバブル メディア (光ディスクや USB ドライブなど) のマウント ポイントが含まれます。
/sys/fs/cgroup
/sys/fs/cgroup には、(主に systemd によって) リソース共有などのためにプロセスをグループに分割するために使用される cgroup システムの詳細が含まれています。