exFAT(Extended File Allocation Table)は、SDカードやUSBフラッシュドライブなどのフラッシュメモリデバイス用に最適化された独自のMicrosoftファイルシステムです。これは、4GBを超えるファイルを保存できない古い32ビットFAT32ファイルシステムを置き換えるために設計されました。
exFATファイルシステムは、最新バージョンのWindowsおよびmacOSオペレーティングシステムでサポートされています。 CentOSは、他のほとんどの主要なLinuxディストリビューションと同様に、デフォルトでプロプライエタリexFATファイルシステムのサポートを提供していません。
オペレーティングシステムとしてCentOSを使用している場合、exFATフォーマットのUSBドライブをマウントしようとすると問題が発生する可能性があります。
このチュートリアルでは、CentOS7でexFATサポートを有効にする方法について説明します。
CentOSへのexFATドライブのマウント#
CentOSにexFATファイルシステムをマウントできるようにするには、無料のFUSE exFATモジュールと、Unixライクなシステムにフル機能のexFATファイルシステム実装を提供するツールをインストールする必要があります。
exFATパッケージは、CentOS7コアリポジトリでは利用できません。ソースからexFATツールをビルドするか、NuxDextoprepositoryのyumを使用してインストールするかを選択できます。 2番目のオプションを使用します。
NuxリポジトリはEPELsoftwareリポジトリに依存しています。システムでEPELリポジトリが有効になっていない場合は、次のように入力して有効にします。
sudo yum install epel-release
次に、リポジトリのGPGキーをインポートし、rpmパッケージをインストールしてNuxリポジトリを有効にします。
sudo rpm -v --import http://li.nux.ro/download/nux/RPM-GPG-KEY-nux.ro
sudo rpm -Uvh http://li.nux.ro/download/nux/dextop/el7/x86_64/nux-dextop-release-0-5.el7.nux.noarch.rpm
リポジトリが有効になったら、exfat-fuse
をインストールします およびexfat-utils
次のコマンドを使用するパッケージ:
sudo yum install exfat-utils fuse-exfat
それでおしまい!これで、exFAT形式のデバイスをマウントできます。