EPEL(Enterprise Linux用の追加パッケージ)リポジトリは、標準のRedHatおよびCentOSリポジトリに含まれていない追加のソフトウェアパッケージを提供します。 EPELリポジトリが作成されたのは、Fedoraの寄稿者がRed Hat Enterprise Linux(RHEL)およびその派生物(CentOS、Oracle Linux、Scientific Linuxなど)で維持しているパッケージを使用したかったためです。
このリポジトリを有効にすると、Nginx、R、PythonPipなどの一般的なソフトウェアパッケージにアクセスできます。
このチュートリアルでは、CentOSでEPELリポジトリを有効にする方法を示します。
前提条件#
チュートリアルを開始する前に、sudo権限を持つユーザーとしてログインしていることを確認してください。
CentOS 7でのEPELリポジトリの有効化#
CentOS 7でEPELリポジトリを有効にするのは、EPELrpmパッケージがCentOSエクストラリポジトリに含まれているため非常に簡単な作業です。
EPELリリースパッケージをインストールするには、次のコマンドを入力します。
sudo yum install epel-release
EPELリポジトリが有効になっていることを確認するには、yum repolist
を実行します。 利用可能なすべてのリポジトリを一覧表示するコマンド。
sudo yum repolist
このコマンドは、有効なリポジトリのリポジトリID、名前、およびパッケージの数を表示します。出力には、EPELリポジトリの行が含まれている必要があります。
Loaded plugins: fastestmirror, langpacks
Loading mirror speeds from cached hostfile
...
repo id repo name status
base/7/x86_64 CentOS-7 - Base 10,019
epel/x86_64 Extra Packages for Enterprise Linux 7 - x86_64 12,912
extras/7/x86_64 CentOS-7 - Extras 371
updates/7/x86_64 CentOS-7 - Updates 1,098
repolist: 24,400
それでおしまい。 CentOSシステムでEPELリポジトリが有効になっています。
RHELでEPELリポジトリを有効にする#
この方法は、Red Hat、CentOS 6および7、Oracle Linux、Amazon Linux、ScientificLinuxなどのRHELベースのディストリビューションで機能します。
EPELリポジトリを有効にするには、次のコマンドを実行して、EPELリリースパッケージをダウンロードしてインストールします。
sudo yum install https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-$(rpm -E '%{rhel}').noarch.rpm
rpm -E '%{rhel}'
配布バージョン(6または7)を印刷します。