この記事では、AWStatsが生成するサイト統計からIPアドレスを除外する方法について説明します。たとえば、自宅のIPアドレスを除外して、自分のサイトへのアクセスによって統計が歪められないようにすることができます。
AWStatsからのIPアドレスの除外
AWStatsからIPアドレスを除外するには、次の手順に従います。
- cPanelにログインします。cPanelアカウントにログインする方法がわからない場合は、こちらの記事をご覧ください。
- cPanelのホーム画面の[ファイル]セクションで、[ファイルマネージャー]をクリックします。
- 左側のペインのディレクトリリストで、tmpディレクトリをダブルクリックしてから、awstatsディレクトリをダブルクリックします。
- awstats.example.com.confを選択します ファイル、ここで example.com ドメイン名を表し、[編集]をクリックします。
- ファイル内で次の行を見つけます:
SkipHosts=""
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引用符の間に、除外するIPアドレスを入力します。複数のホストを除外するには、各値の間にスペースを使用します。たとえば、次の行は、2つのIPアドレスを除外する方法を示しています。
SkipHosts="192.168.1.214 10.125.21.152"
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[変更を保存]をクリックします。
既存のAWStats統計は、除外されたIPアドレスを保持します。 SkipHosts 設定は、この時点以降に生成された統計にのみ影響します。
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これで構成ファイルの準備が整いました。ただし、デフォルトでは、AWStatsは24時間ごとにファイルを自動的に上書きします。これを防ぐには、ファイルのアクセス許可を変更する必要があります。これを行うには、次の手順に従います。
- cPanelファイルマネージャーで、 awstats.example.com.confを右クリックします ファイル、ここで example.com ドメイン名を表し、[権限の変更]をクリックします。
- [ユーザー]列で、[書き込み]チェックボックスをオフにします。これにより、権限が444(全員の読み取りアクセス)に変更されます。
- [アクセス許可の変更]をクリックします。ファイルを再度編集する必要がある場合は、[ユーザー]列の[書き込み]チェックボックスをオンにして(アクセス許可を一時的に644に設定します)、ファイルに変更を加えてから、[書き込み]チェックボックスをオフにします。