lpq コマンドは、プリンター キューの状態を表示します。デフォルトでは、キュー内の各印刷ジョブのランク、ジョブの所有者、ジョブ番号、ジョブ内のファイル、およびジョブのサイズが報告されます。キューが空になるまで、+interval オプションで指定した秒数ごとにレポートを更新することもできます。監視するプリンターを指定しない場合、lpq コマンドはデフォルトのプリンターを監視します。
構文
lpq コマンドの構文は次のとおりです。
# lpq [options]
lpq コマンドの例
1. アクティブなジョブを調べる:
$ lpq lp is ready and printing Rank Owner Job Files Total Size active root 193 filter 9443 bytes 1st root 194 resume.txt 11024 bytes 2nd root 196 (standard input) 18998 bytes
ここでは、フィルターが現在印刷されています。次に resume.txt があり、その後に lpr の標準入力にパイプされた 18,998 バイトのデータが続きます。
2. 長い形式を使用して同じジョブを調べます:
$ lpq -l lp is ready and printing root: active [job 193AsJRzIt] filter 9443 bytes root: 1st [job 194AMj9lo9] resume.txt 11024 bytes root: 2nd [job 196A6rUGu5] (standard input) 18998 bytes
3. 空であることが判明したキュー lp を調べます。
$ lpq -Plp no entries
4. ギークが所有するジョブを調べる:
$ lpq geek Rank Owner Job Files Total Size 7th geek 202 .bash_history 1263 bytes 9th geek 204 .bash_profile 5676 bytes
結論
lpq コマンドを使用して、印刷キューで待機しているジョブのステータスを確認できます。引数なしで呼び出された場合、lpq は現在デフォルト プリンタのキューにあるすべてのジョブのステータスを報告します。 PRINTER 環境変数が設定されている場合、そのプリンターはデフォルトのプリンターと見なされます。 PRINTER 環境変数が設定されていない場合、/etc/printcap で lp にエイリアスされているプリンターがデフォルトとして使用されます。
lpq によって報告されたジョブ番号を使用して、ユーザーは自分の印刷ジョブをそうしないと、スーパーユーザーが任意のジョブを削除できます。