less コマンドと more コマンドはどちらも、ファイルの内容を表示し、それらの内容が画面からはみ出す場合にそれらの内容をページングできるという点で似ています。通常、less コマンドには more にはない追加機能がありますが、more の新しいバージョンにはこれらの機能の一部が追加されています。どちらのコマンドも自由に使用できますが、一般的には less コマンドが好まれます。
構文
less コマンドの構文は次のとおりです。
$ less [options] {file names}
少ないコマンド オプション
次の表に、less コマンドのオプションの一部を示します。
オプション | 説明 |
---|---|
-e | 2 回目にファイルの最後に達したときにプログラムを終了します。 |
-E | 最初にファイルの終わりに達したときにプログラムを終了します。 |
-私 | 検索で大文字と小文字を区別しない |
-n | 行番号を非表示 |
less コマンドの実行中に以下のエラーが発生した場合:
less: command not found
選択したディストリビューションに従って、以下のパッケージをインストールしてみてください:
分布 | コマンド |
---|---|
OS X | brew install less |
Debian | apt-get install less |
Ubuntu | apt-get install less |
アルパイン | apk add less |
Arch Linux | pacman -S レス |
カリ Linux | apt-get install less |
CentOS | yum install less |
Fedora | dnf install less |
Raspbian | apt-get install less |
less コマンドの例
1. ファイルを開く:
$ less source_file
2. ページダウン/アップ:
[Space] (down), b (up)
3. ファイルの末尾/先頭に移動:
G (end), g (start)
4. 文字列の前方検索 (「n」/「N」を押して、次/前の一致に移動します):
/something
5. 文字列の後方検索 (「n」/「N」を押して、次/前の一致に移動します):
?something
6. 現在開いているファイルの出力に従います。
F
7. エディタで現在のファイルを開きます:
v
8. less コマンドを終了します:
q
少ないコマンドでのナビゲーション
less のナビゲーションでは、行ごとにスクロールする矢印キーや、ページごとにスクロールする Page Up と Page Down など、これまでに見たのと同じコマンドの多くを使用します。 / を使用して特定のテキスト文字列のファイルを検索し、n および N を押して、検索された文字列の次または前のインスタンスにそれぞれ移動することもできます。 q を押してプログラムを終了します。