skel ディレクトリ
ディレクトリ /etc/skel/ (skel は「スケルトン」から派生したものです) は、ユーザーが最初に作成されたときにホーム ディレクトリを開始するために使用されます。 「スケルトン」ユーザー ファイルのサンプル レイアウトは次のとおりです。
# ls -lart /etc/skel total 32 drwxr-xr-x 4 root root 4096 Feb 4 2016 .mozilla -rw-r--r-- 1 root root 124 Feb 15 2017 .bashrc -rw-r--r-- 1 root root 176 Feb 15 2017 .bash_profile -rw-r--r-- 1 root root 18 Feb 15 2017 .bash_logout drwxr-xr-x. 3 root root 4096 Aug 22 2017 . drwxr-xr-x. 112 root root 12288 Feb 26 03:09 ..注意 :「skeleton」ディレクトリは /etc/default/useradd ファイルで定義されています。
以下は /etc/defualt/useradd のサンプルです skel ディレクトリを定義するファイル。デフォルトの場所 /etc/skel を他の場所に変更できます。
# cat /etc/default/useradd # useradd defaults file GROUP=100 HOME=/home INACTIVE=-1 EXPIRE= SHELL=/bin/bash SKEL=/etc/skel CREATE_MAIL_SPOOL=yes
デフォルトのベース ホーム ディレクトリ (上記の例では「/home」) を他の場所に変更することもできます。
/etc/skel ディレクトリのデフォルトの権限
– /etc/skel のデフォルトのパーミッションは drwxr-xr-x です .
– skel ディレクトリまたはその内容の権限を変更することはお勧めしません。権限を変更すると、一部のプログラムが壊れる可能性があります。skel ディレクトリには、読み取り権限が必要なプロファイルがいくつかあり、実行権限を付与しようとすると、一部のプログラム/プロファイルが予期せず動作する可能性があります。