swapon -s の出力を確認すると、 コマンドを実行すると、優先度が表示されます 桁。優先順位の列は、必要に応じてスワップ デバイスが使用される順序を定義します。以下の例では、優先度 -1 が優先度 -2 よりも高くなっています (値が負であるため)。
# swapon -s Filename Type Size Used Priority /dev/dm-1 partition 268435452 0 -1 /swapfile file 102396 0 -2
デフォルトでは、スワップデバイスが作成され、スワップとして追加されるときに優先度が割り当てられます。ただし、デバイスの優先順位を変更することもできます。
スワップ優先度を一時的に変更する
1. 優先度を変更する前に、スワップ デバイスがシステムで使用されていないことを確認してください。
# free total used free shared buff/cache available Mem: 263847032 4561048 214238864 324524 45047120 257755920 Swap: 268537848 0 268537848
上記の出力に見られるように、現在 0 MB のスワップが使用されています。
2. スワップ デバイスを無効にする
# swapoff /swapfile # swapoff /dev/dm-1 # swapon -s Filename Type Size Used Priority /dev/dm-1 partition 268435452 0 -1
3. スワップ デバイス /swapfile の優先度を、他のスワップ デバイスの優先度 (-1) よりも高い 5 に設定します。
# swapon -p 5 /swapfile # swapon -s Filename Type Size Used Priority /dev/dm-1 partition 268435452 0 -1 /swapfile file 102396 0 5
スワップ優先度を永続的に変更する
スワップ デバイスの優先度を永続的に変更するには、/etc/fstab を編集する必要があります。
1. まず、/etc/fstab ファイルのバックアップを取ります。
# cp -p /etc/fstab /etc/fstba_orig
2. /swapfile のスワップ デバイスの優先度を -2 から 5 に変更します。
# vi /etc/fstab /dev/mapper/vg_os-lv_swap swap swap defaults 0 0 /swapfile swap swap pri=9 0 0