ファイルをスワップ スペースとして追加するのはベスト プラクティスではありませんが、スワップ スペースを追加する緊急の要件がある場合に便利です。以下の投稿では、スワップ ファイルを追加する手順について説明しています。
スワップ ファイルを追加しています
新しいスワップ ファイルのサイズを MB 単位で決定し、1024 倍してブロック サイズを決定します。たとえば、64 MB のスワップ ファイルのブロック サイズは 65536 (64*1024) です。
1. シェル プロンプトで root として次のコマンドを入力します。count は必要なブロック サイズに等しくなります。
# dd if=/dev/zero of=/swapfile bs=1024 count=65536
2. アクセス許可を root だけが読み書きできるように変更します。
# chmod 600 /swapfile
3. 次のコマンドでスワップ ファイルをセットアップします。
# mkswap /swapfile
4. スワップ ファイルを起動時に自動的ではなく、すぐに有効にするには:
# swapon /swapfile
5. 起動時に有効にするには、/etc/fstab を編集して以下を含めます。
/swapfile swap swap defaults 0 0
新しいスワップ ファイルは、次回のシステム ブート後に有効になります。
6. 新しいスワップ ファイルを追加して有効にした後、コマンド cat /proc/swaps または free の出力を表示して、有効になっていることを確認します。
# cat /proc/swaps Filename Type Size Used Priority /dev/sda3 partition 65535996 372404 -1 /swapfile file 65532 0 -2