CUPS は Common UNIX Printing System の略です
Linux 環境でプリンターを管理するには、次の 2 つの方法があります:
<オール>
以前のチュートリアルの 1 つで、Linux での lpadmin コマンドの 12 の例を使用して、新しいプリンターの追加、プリンター設定の変更、および印刷キューの操作について説明しました。
この簡単なチュートリアルでは、既存の CUPS インストールに対して Web UI アクセスを許可する方法を紹介します。
Web GUI からプリンターを管理
lpadmin コマンド ラインを使用してセットアップしたすべてのプリンター構成とクラスは、次の場所からブラウザーから管理することもできます。
https://hostname-or-ipaddress:631/admin
この URL を設定するには、/etc/cups/cupsd.conf で次の変更を行う必要があります
cupsd.conf ファイルを変更し、次の 2 つの変更を行います。
<オール># vi /etc/cups/cupsd.conf .. #Listen localhost:631 Port 631 Listen /var/run/cups/cups.sock ..
ローカル サブネットがプリンタ Web GUI にアクセスできるようにする
プリンター URL にアクセスするローカル デスクトップ IP アドレスまたはサブネットを追加します。/etc/cups/cupsd.conf で以下のようになります。
# vi /etc/cups/cupsd.conf .. # Restrict access to the server... <Location /> Order allow,deny Allow 127.0.0.2 Allow your-desktop-client-ip-or-subnet </Location> ..
注:上記で、「your-desktop-client-ip-or-subnet」をデスクトップ クライアントの IP アドレスに変更します。 ip-address の代わりに、ここでサブネットを指定することもできます。
CUPS サービスを再起動
上記の変更を行った後、以下に示すように CUPS サービスを再起動します。
# service cups restart Shutting down cupsd done Starting cupsd done
リモート アクセス用の CUPS Web UI
上記の変更後、以下に示すように、Web URL からプリンターにアクセスできるはずです:
https://{your-ip-address}:631/admin
以下は、Linux システムに接続されているすべてのプリンターを表示します。
共有プリンターの構成
CUPS でブラウジング サポートを有効または無効にすることもできます。
ブラウジングを有効にすると、ローカル ネットワークの共有プリンターが表示されます。
ブラウジングを有効にしたい場合は、cupsd.conf ファイルに次のエントリを追加してください。
# vi /etc/cups/cupsd.conf .. Browsing On BrowseOrder allow,deny BrowseAllow all BrowseAddress your-desktop-client-ip-or-subnet ..
注:your-desktop-client-ip-or-subnet を適切な IP アドレスに変更してください。
ブラウジングをオフにすると、ポーリングが自動的に有効になります。この場合、ローカル ネットワークからすべての共有プリンターを表示することはできません。そのため、手動でポーリングする必要があります。
# vi /etc/cups/cupsd.conf .. Browsing Off