デフォルトでは、ethtool コマンドで行った変更は、再起動後に消えます。恒久的な設定を行うには、インターフェース構成ファイルを編集する必要があります。ネットワーク デバイスごとに、/etc/sysconfig/network-scripts/ にファイルがあります。
たとえば、デバイス eth0 の場合、デバイスのプロパティを含む /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 があります。ファイルに行を追加して、「ethtool -s」コマンドで許可された設定を自動的に実装できます。例:
# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 ETHTOOL_OPTS="autoneg off duplex full speed 100"
「-s」スイッチで許可されるオプションについては、「man ethtools」を参照してください。
# man ethtool
「ifup」スクリプトは他のオプションを処理するようにコーディングされていないため、これらはこの方法で実装できる唯一のスイッチ オプションです。
変更を有効にするためにネットワーク サービスを再起動します。
# service network restart
これが使用中のプライマリ インターフェイスではなく、このインターフェイスに接続されていない別の IP でログインしている場合は、「ifdown」および「ifup」コマンドを使用して ethtool 設定をアクティブにすることもできます。
# ifdown eth0 ifup eth0
これらの設定は永続的に設定されるため、サーバーを再起動した後でも、これらの設定はそのまま表示されます。