問題
1 つ以上の NFSv4 マウント ポイントで、正しい所有権ではなく、「nobody:nobody」によって所有権が誤って表示されます。
解決策
これは設計どおりの動作であり、O/S 関連の問題ではありません。代わりに、これは NFSv3 と NFSv4 の動作の違いです。
NFSv3 の動作
NFSv3 では、ユーザー名とグループ名は /etc/passwd の UserID (UID) と GroupID (GID) の値からマッピングされます。 NFSv3 では、UID と GID がクライアント セット全体で一貫している必要があることに注意してください。
これらの UID または GID にローカルで一致するものがない場合、名前の代わりに数値が表示されます。
NFSv4 の動作
NFSv4 では、概念は user@domainname です。集中化されたユーザー マッピングがない場合、ユーザーは /etc/idmapd.conf で定義されたプロパティにマップされます。デフォルトでは、nobody という名前が使用されます。
トラブルシューティング
1. 適切なドメインが /etc/idmapd.conf にあることを確認します ファイル。
2. rpcidmapd サービスを再起動します。
# service rpcidmapd restart
3. NFSv4 ファイル システムを再マウントします。
# /bin/mount -o remount /nfs/mount/point
統一された UID と GID の割り当て
NFSv4 を使用する場合、UID と GID が異なる可能性があるというのはよくある誤解です。 ID マッピングの唯一の目的は、ID とユーザー名を相互に関連付けることです。 ID マッピングは、ネットワーク全体の UID および GID 値の適切な管理に取って代わるものではありません。
上記のプロセスで問題が解決しない場合は、idmapd キャッシュをクリアしてください:
# /sbin/nfsidmap -c