デフォルトでは、LVM 構成では、シェルまたは GUI (例:system-config-lvm) 環境で使用されるコマンドをログに記録することはできません。ただし、構成ファイル /etc/lvm/lvm.conf を使用してログをアクティブにすることは可能です。 .
すべての LVM コマンドのログを有効にする
ロギングをアクティブにするには、次の手順に従います。
1. lvm.conf ファイルを編集し、ログ セクションを見つけます。デフォルトの構成は次のようになります:
# vi /etc/lvm/lvm.conf log { verbose = 0 syslog = 1 #file = "/var/log/lvm2.log" overwrite = 0 level = 0 indent = 1 command_names = 0 prefix = " " # activation = 0 }
注意 :lvm はメッセージを別のファイルに直接記録することができます ( #file =“/var/log/lvm2.log” オプションのコメントを解除することにより)。ただし、syslog の使用には 2 つの利点があります。
a. /var/log/messages ファイルは logrotate によって自動的に処理されますが、新しい lvm2.log ファイルには、制御不能に大きくならないように新しい logrotate 構成が必要になります。
b. /var/log/messages に送信されるメッセージには、タイムスタンプが自動的に付加されます。別のファイルを使用すると、デフォルトではタイムスタンプが含まれません。タイムスタンプは、トラブルシューティング時にメッセージを他の既知のイベントと関連付けるのに役立ちます。
2. レベル =0 に変更します 2 から 7 の間の値にします。
レベル 0 – 出力を生成しません。
レベル 7 – は最も詳細な出力です。
3. 変更を保存して終了します。サービスを再起動する必要はありません。 lvm コマンドが実行されるとすぐに、ログ メッセージの生成が開始されます。ログ メッセージは /var/log/messages に保存されます。
LVM ロギングの無効化
LVM コマンドのロギングを有効にすると、/var/log/messages ファイルがフラッディングする可能性があります。 /etc/lvm/lvm.conf で lvm デバッグ ログを無効にすることができます。つまり、「レベル =0」を使用します。例:
# vi /etc/lvm/lvm.conf log { verbose = 0 syslog = 1 #file = "/var/log/lvm2.log" overwrite = 0 level = 0 ### disabled LVM verbose logging indent = 1 command_names = 0 prefix = " " # activation = 0 }