一部の操作 (yum install 操作など) では、Yum はパッケージをダウンロードして Yum キャッシュにインストールします。キャッシュされたパッケージは、/var/cache/yum のサブディレクトリ構造にあります。 アーキテクチャ、ディストリビューション リリース、およびパッケージがダウンロードされたリポジトリを反映します。
インストールが成功すると、パッケージはキャッシュから削除されます。キャッシュされたパッケージを保持するには、keepcache を変更します 1 に設定 /etc/yum.conf で ファイルは次のとおりです:
# vi /etc/yum.conf keepcache = 1
Yum キャッシュのクリーニング
Yum キャッシュを消去して、ディスク領域を再利用するか、メタデータ ファイルの破損によるエラーをクリアします。キャッシュされたパッケージのみを削除するには、次を使用します:
# yum clean packages
有効な各リポジトリのメタデータを削除するには、次のコマンドを使用します:
# yum clean metadata
パッケージ ヘッダーを削除するには、次のコマンドを使用します:
# yum clean headers
キャッシュされたすべての情報を消去するには、次のコマンドを使用します:
# yum clean all
「メタデータ ファイルがチェックサムと一致しません」というメッセージが表示された場合 」 Yum 操作中に、キャッシュからメタデータをクリアしても解決しない場合があります。この場合、次の行を /etc/yum.conf に追加します。 問題を解決します:
# vi /etc/yum.conf http_caching=none
yum キャッシュのデフォルトの場所の変更
デフォルトの yum キャッシュの場所がいっぱいになると、yum パッケージのインストール中にエラーが発生することがあります。
insufficient space in download directory /var/cache/yum/rhel-x86_64-server-6/packages
yum キャッシュがある /var ファイルシステムがいっぱいで、yum がシステム更新をダウンロードするためのディスク領域がないため、上記のエラーが表示されます。
yum キャッシュの場所は /etc/yum.conf で設定されます cachedir としてファイルします [main] セクションのオプションであり、変更することができます:
$ cat /etc/yum.conf [main] cachedir=/var/cache/yum/$basearch/$releasever