CentOS7にOpenCVをインストールする方法

OpenCV（Open Source Computer Vision Library）は、C ++、Python、およびJava用のバインディングを備えたオープンソースのコンピュータービジョンライブラリであり、すべての主要なオペレーティングシステムをサポートします。マルチコア処理を利用でき、リアルタイム操作のためのGPUアクセラレーションを備えています。

OpenCVは、医療画像分析、ストリートビュー画像のステッチ、監視ビデオ、顔の検出と認識、移動物体の追跡、3Dモデルの抽出など、非常に幅広いアプリケーションに使用されます。

このチュートリアルでは、CentOS7にOpenCVをインストールする方法を示します。

CentOSリポジトリからOpenCVをインストールします＃

OpenCVパッケージはCentOS7標準リポジトリから入手できますが、かなり時代遅れです。 OpenCVの最新の安定バージョンをソースからインストールする場合は、このチュートリアルの「ソース」セクションから「OpenCVのインストール」までスクロールダウンします。

執筆時点では、リポジトリ内のバージョンは2.4.5です。

次のように入力して、OpenCVパッケージをインストールします。

sudo yum install opencv opencv-devel opencv-python

インストールが完了したら、次を実行して確認できます：

pkg-config --modversion opencv

2.4.5

または、Python cv2をインポートします モジュールを作成し、OpenCVバージョンを印刷します：

python -c "import cv2; print(cv2.__version__)"

2.4.5

ソースからのOpenCVのインストール＃

ソースからOpenCVライブラリを構築すると、利用可能な最新バージョンを入手できます。特定のシステムに合わせて最適化され、ビルドオプションを完全に制御できます。

ソースから最新のOpenCVバージョンをインストールするには、次の手順に従います。

1. 必須およびオプションの依存関係をインストールします：

   sudo yum install epel-release git gcc gcc-c++ cmake3 qt5-qtbase-devel \    python python-devel python-pip cmake python-devel python34-numpy \    gtk2-devel libpng-devel jasper-devel openexr-devel libwebp-devel \    libjpeg-turbo-devel libtiff-devel libdc1394-devel tbb-devel numpy \    eigen3-devel gstreamer-plugins-base-devel freeglut-devel mesa-libGL \    mesa-libGL-devel boost boost-thread boost-devel libv4l-devel

2. OpenCVとOpenCVの両方の寄稿リポジトリのクローンを作成します：

   mkdir ~/opencv_build && cd ~/opencv_buildgit clone https://github.com/opencv/opencv.gitgit clone https://github.com/opencv/opencv_contrib.git

   執筆時点では、githubリポジトリのデフォルトバージョンはバージョン4.2.0です。古いバージョンのOpenCVをインストールする場合は、両方のopencvにcdします。 およびopencv_contrib ディレクトリを作成し、git checkout <opencv-version>を実行します

3. ダウンロードが完了したら、一時ビルドディレクトリを作成し、それに切り替えます。

   cd ~/opencv_build/opencv && mkdir build && cd build

   次のCMakeコマンドを使用してOpenCVビルドを構成します。

   cmake3 -D CMAKE_BUILD_TYPE=RELEASE \    -D CMAKE_INSTALL_PREFIX=/usr/local \    -D INSTALL_C_EXAMPLES=ON \    -D INSTALL_PYTHON_EXAMPLES=ON \    -D OPENCV_GENERATE_PKGCONFIG=ON \    -D OPENCV_EXTRA_MODULES_PATH=~/opencv_build/opencv_contrib/modules \    -D BUILD_EXAMPLES=ON ..

   CMakeビルドシステムが完成すると、次のように表示されます。

   -- Configuring done
   -- Generating done
   -- Build files have been written to: /home/linuxize/opencv_build/opencv/build

4. 次のコマンドを実行して、コンパイルプロセスを開始します。

   make -j8

   -jを変更します プロセッサに応じてフラグを立てます。プロセッサのコア数がわからない場合は、nprocと入力して見つけることができます。 。

   システム構成によっては、コンパイルに数分以上かかる場合があります。完了すると、次のようなものが表示されます：

   [100%] Built target example_tutorial_Threshold_inRange
   [100%] Linking CXX shared module ../../lib/cv2.so
   [100%] Built target opencv_python2

5. 次のコマンドでOpenCVをインストールします：

   sudo make install

6. シンボリックリンクopencv4.pcを作成します /usr/share/pkgconfigへのファイル ディレクトリを作成し、ldconfigを実行します ライブラリキャッシュを再構築します。

   sudo ln -s /usr/local/lib64/pkgconfig/opencv4.pc /usr/share/pkgconfig/sudo ldconfig

   次のように入力して、OpenCVのバージョンを確認します。

   pkg-config --modversion opencv4

   4.2.0

7. Python cv2を有効にするには モジュールの実行：

   sudo ln -s /usr/local/lib/python2.7/site-packages/cv2  /usr/lib/python2.7/site-packages/

   モジュールをインポートし、OpenCVバージョンを印刷してインストールを確認します：

   python -c "import cv2; print(cv2.__version__)"

   4.2.0-dev