ログファイルのローテーション ログファイルがディスク領域を過度に消費しないように、ログファイルの自動切り捨て、圧縮、および削除を指します。ほとんどのUnixサーバー(Apache、Squid、Sendmailなど)はログファイルを生成し、さまざまなシステムデーモンもSyslogを介してログを作成します。このモジュールを使用して、これらすべてのログを管理するようにlogrotateプログラムを構成できます。
通常、ログファイルは、日、週、または月に1回ローテーションされます。通常、ファイルは新しいファイル名に移動されて圧縮され、その場所に新しい空のファイルが作成されます。これらの古いログファイルの数世代を保持できるため、ローテーション後でもそれらからレポートを検索または生成できます。古いログの数が設定された制限を超えると、最も古いログが削除されます。
ローテーションされる各ログファイルは、モジュールのメインページに一覧表示されます。各ログには、ローテーションの頻度、保持される古いコピーの数などを制御するための独自のオプションセットがあります。ログのファイル名をクリックしてオプションを編集したり、テーブルの下部または上部にあるリンクを使用して新しいログファイルを追加したりできます。
多くのLinuxディストリビューションには、logrotateが標準で含まれており、ApacheやSquidなどの含まれているサーバーのログをローテーションするための構成が付属しています。したがって、これまでこのモジュールを使用したことがない場合でも、多くのログファイルがすでにメインページにリストされている可能性があります。多くの場合、ページの下部近くにグローバル構成を編集するためのボタンがあります。これは、オーバーライドされない限り、すべてのログファイルに適用されます。その下には、実際にログをローテーションするために必要な、cronによってlogrotateが実行されるスケジュールを設定するためのボタンがあります。プログラムを標準で含むほとんどのオペレーティングシステムでは、インストールプロセスの一部としてcronジョブがすでに作成されています。
ログファイルローテーション入力画面関連項目
- システムログ
- システムログNG