このガイドでは、CentOS 7 を実行している VPS に Neo4j グラフ データベース サーバーをセットアップする方法を説明します。まず、root として SSH 経由で VPS にログインし、Neo4j yum リポジトリ セットアップ ガイド ドキュメントのコマンドを実行します。その要点は次のとおりです。
リポジトリの設定
rpm --import https://debian.neo4j.org/neotechnology.gpg.key cat <<EOF> /etc/yum.repos.d/neo4j.repo [neo4j] name=Neo4j RPM Repository baseurl=https://yum.neo4j.org/stable enabled=1 gpgcheck=1 EOF
Neo4j をインストール
yum install neo4j-3.5.1
デフォルトのパスワードを変更
セキュリティ上の理由から、常にデフォルトを変更することをお勧めします。デフォルトのユーザー名および パスワードは「neo4j」です。以下は、NEW_PASSWORD を実際の新しいパスワード値に置き換えることで、パスワードを指定したものに変更します。
neo4j-admin set-initial-password NEW_PASSWORD
重要なセキュリティ上の注意:この set-initial-password ユーティリティは機能せず、エラーも発生しませんでした。うまく機能しているように見えましたが、パスワードはデフォルト値の「neo4j」のままでした。特に、データベースにリモートでアクセスする場合は注意してください。 デスクトップ ブラウザ ソフトウェアまたは neo4j コンソールを使用して、neo4j ユーザーのパスワードを設定する必要があります。
リモート アクセス
Neo4j デスクトップ ソフトウェアなどを使用してリモートでデータベースにアクセスする必要がある場合は、サーバーの構成ファイルを編集して、localhost だけでなく、サーバーのパブリック インターフェイスでリッスンするように構成する必要があります。 /etc/neo4j/neo4j.conf を編集します 次の行を探します:
dbms.connector.bolt.listen_address=:7687
次に、次のように変更します:
dbms.connector.bolt.listen_address=0.0.0.0:7687
0.0.0.0 がないと、ローカルホスト アドレスでのみリッスンし、同じサーバーで実行されているユーザーと Web アプリのみがアクセスできるようになります。これを 0.0.0.0 に変更すると、サーバー デーモンは、パブリック IP アドレスを含め、サーバー上の *すべての* インターフェイスをリッスンするようになります。
これで、neo4j デスクトップ ソフトウェアを使用して neo4j サーバーに接続できるはずです。
別の Web サーバー上の Web アプリケーションを使用して neo4j サーバーにアクセスしようとしている場合は、Web サーバーがポート 7687 の送信を許可していることを確認してください。このポートは、Web サーバーのローカル ファイアウォールによってブロックされている可能性があります。