特定のアプリケーションがクラッシュすると、「システムプログラムの問題が検出されました」というエラーが表示されます。 Ubuntuには、このようなクラッシュの検出を担当するApportというプログラムがあり、ユーザーの同意があれば、これらのクラッシュを開発者に報告します。このプロセスは、開発者が問題を修正することを目的としています。
ただし、一般ユーザーにとっては非常に煩わしい場合があり、ユーザーが自分で何もできないときにエラーを表示しても意味がありません。したがって、それらを無効にすることをお勧めします。
1。クラッシュレポートファイルを削除する
apportシステムは、/ var/crashディレクトリにクラッシュレポートファイルを作成します。これらのクラッシュレポートファイルにより、Ubuntuが起動するたびにエラーメッセージが表示されます。
$ cd /var/crash $ ls _opt_google_chrome_chrome.1000.crash _usr_lib_chromium-browser_chromium-browser.1000.crash _usr_sbin_ulatencyd.0.crash _usr_share_apport_apport-gtk.1000.crash
クラッシュレポートファイルを削除するだけです
$ sudo rm /var/crash/*
すべてのクラッシュレポートファイルを削除すると、エラーメッセージが表示されなくなります。ただし、新しいクラッシュが発生した場合は、将来再び表示されます。
2。アポートをオフにする
古いクラッシュレポートを削除した後も同じエラーメッセージが表示される場合は、apportを完全にオフにして削除できます。 / etc / default/apportにある構成ファイルを編集します。
$ gksudo gedit /etc/default/apport
ファイルには次のようなものが含まれます
# set this to 0 to disable apport, or to 1 to enable it # you can temporarily override this with # sudo service apport start force_start=1 enabled=1
enabledの値を0に設定するだけで、apportが無効になります。
enabled=0
ファイルを保存して閉じます。次回の起動以降、エラーメッセージは表示されないはずです。システムを再起動したくない場合は、コマンドラインからapportを再起動してください。
$ sudo restart apport