rpm2cpio コマンドは、RPM ファイルを CPIO (CPIO は「コピー イン アンド アウト」という語句に由来します) データ ストリームに変換します。これらのストリームは、ファイルとディレクトリを推定できる cpio コマンドにパイプできます。
例:
# ls libgcc-4.8.5-4.el7.x86_64.rpm # rpm2cpio libgcc-4.8.5-4.el7.x86_64.rpm | cpio -idum 353 blocks
# ls lib64 libgcc-4.8.5-4.el7.x86_64.rpm usr # ls usr/share/doc/libgcc-4.8.5 COPYING COPYING3 COPYING3.LIB COPYING.LIB COPYING.RUNTIME
このプロセスは、RPM 全体を再インストールすることなく、RPM ファイルから特定のファイルを抽出するのに役立ちます。結果のファイルは、インストールされたファイルとまったく同じです。ただし、それらは現在のディレクトリに配置されます。
rpm2cpio コマンドには、オプションや引数はありません。