すべてのユーザーに対してグローバルにオートコンプリート機能を無効にする
通常、bash シェルでは、オート コンプリート機能がデフォルトでオンになっています。システムのすべてのユーザーに対して Bash シェルのオートコンプリート機能を無効にするには、ファイル /etc/inputrc に次のパラメーターを追加します。 :
# vi /etc/inputrc set disable-completion on
これにより、システム上のすべてのユーザーに対して bash シェルのオートコンプリート機能が無効になります。ファイルを保存した後、変更を反映するには、ユーザーはログアウトしてから再度ログインする必要があります。
ユーザーごとにのみオートコンプリート機能を無効にする
特定のユーザーに対してのみオートコンプリート機能を無効にする必要がある場合は、/etc/inputrc をコピーする必要があります。 ファイルをユーザーのホーム ディレクトリにコピーし、同じパラメーターを追加します。
たとえば、ユーザー「john」の場合、次のようにします。
# su - john # cat /etc/inputrc > ~/.inputrc # echo "set disable-completion on" >> ~/.inputrc # exit
ここで、「john」ユーザーに対してのみタブ補完が無効になっていることがわかります。
変更を元に戻す
元に戻すには、パラメータを「set disable-completion off」に変更するだけです 」をファイル /home/[user]/.inputrc または /etc/inputrc に追加して、再度ログインしてください。