ISO ファイルはディスク全体のイメージです。これらは、CD-ROM への書き込みに使用される単一のイメージ ファイルです。 iso ファイル内のファイルにアクセスするには、「ループ デバイス」としてマウントする必要があります。ループ デバイス、vnd (vnode ディスク)、または lofi (ループバック ファイル インターフェイス) は、ブロック デバイスとしてファイルにアクセスできるようにする疑似デバイスです。
ループバック マウントを使用して物理ディスクをマウントするのと同じ方法で、ISO ファイルをマウントできます。
ISO をマウントするディレクトリを作成しています
iso をマウントするための空のディレクトリが必要です。 ISO がディレクトリにマウントされると、OS ユーザーは ISO の内容にアクセスできます。
1. root ユーザーに切り替えます。
2. ISO イメージをマウントするディレクトリを作成します:
# mkdir /iso_image注意 :空でないディレクトリをマウント パスとして使用することもできます。その後、マウント パスには、デバイスがアンマウントされるまで、元のコンテンツではなくデバイスからのデータが含まれます。
ISO をループバックとしてマウントする
1. ディレクトリを ISO イメージの場所に変更します。
# cd /path/to/iso/dvd.iso
2. mount コマンドでイメージをマウントします:
# mount -o loop dvd.iso /iso_image
ここで、「-o loopback」は、指定したディレクトリにループ デバイスとして ISO イメージをマウントします。
確認
1. ISO をマウントしたら、ディレクトリの内容を確認します:
# cd /iso_image # ls /iso_image
2. 「mount」コマンドでマウント ポイントを表示することもできます。
# mount /path/to/iso/dvd.iso on /iso_image type iso9660 (ro)
ここにマウントされた ISO イメージは読み取り専用になるため、できません。 マウント ポイント /iso_image 内のファイルを編集します。
ISO イメージのアンマウント
iso イメージをマウント解除するには、以下に示すように「umount」コマンドを使用します。
# umount /mnt