無料
free コマンドは、システム内の合計、空き、使用済みの物理メモリ (RAM) の量、および Linux カーネルによって使用される共有メモリ、バッファ、キャッシュ メモリ、およびスワップ スペースに関する情報を表示します。
free の構文
free -[options]
free の使用例
free -m
このコマンドは、物理メモリに関する情報を MB 単位で表示します。
free -m -s 5
このコマンドは、5 秒間隔で連続ポーリング遅延を有効にし、端末にメモリ ステータスをメガバイト単位で表示します。遅延には任意の浮動小数点数を指定できます。
free -t -m
「free -m」と同じですが、-t スイッチは、物理メモリとスワップ スペースの合計を含む行を表示します。
vmstat
vmstat レポートは、プロセス、スワップ、フリー、バッファおよびキャッシュ メモリ、ページング スペース、ディスク IO アクティビティ、トラップ、割り込み、コンテキスト スイッチ、および CPU アクティビティに関する情報を含む仮想メモリ統計をレポートします。 vmstat コマンドを使用すると、管理者はメモリ使用量に関する即時レポートを取得できます。
vmstat の構文
vmstat -[options] [delay count]
vmstat の使用例
vmstat
このコマンドは、最後の再起動以降の平均に基づいてレポートを表示します。
vmstat 5
このコマンドは、最後の再起動以降の平均である最初の結果を除き、5 秒間隔で 5 秒間のサンプリング期間の平均システム リソース使用レベルをプールします。
トップ
top コマンドは、Linux システムのカーネルおよびシステム情報によって管理される実行中のタスクの動的なリアルタイム ビューを表示します。 top コマンドによるメモリ使用量統計には、リアルタイムのライブ合計、使用済みおよび空き物理メモリ、スワップ メモリとそれぞれのバッファおよびキャッシュ メモリ サイズが含まれます。
top の構文と使用例
top
top の使い方は簡単です。コマンド シェルで top と入力するだけで、常に更新される統計ページが表示されます。
ps aux
ps コマンドは、現在アクティブなプロセスの情報に関するスナップショットを報告します。 ps コマンドの利点は、システム管理者がメモリの使用場所を確認できることです。 ps は、システムで実行されている各プロセスまたはタスクによって使用されるメモリ リソースの割合を示します。このコマンドを使用すると、メモリを大量に消費しているプロセスを特定できます。
ps aux の構文と例
aux は、実際には、システム上のすべてのプロセスを表示するための ps コマンドのオプションです。したがって、コマンド シェルで次のように入力する典型的なコマンド:
ps aux
Apache httpd、MySQL mysqld、Java など、プロセスの各カテゴリが占有するメモリ リソースのみを表示するには、次のコマンドを使用します。
ps aux | awk '{print $4"\t"$11}' | sort | uniq -c | awk '{print $2" "$1" "$3}' | sort -nr
前述のメモリ使用量をチェックするすべての方法は、オペレーティング システムのほとんどの Unix および Linux バリアントで機能するはずです。ただし、VPS (Virtual Private Server) または VDS (Virtual Dedicated Server) またはハイブリッド サーバー、特に Virtuozzo または OpenVZ を搭載したサーバーを実行している場合、上記のコマンドはホスト マシンからデータを取得します。環境が実行されています。これらの仮想化システムでは、コントロール パネルまたは /proc/user_beancounters ファイルからメモリ使用量情報を計算する必要があります。